図解 ワイン一年生

ワインビギナーが知らない4つの超基本型

ワインはそこそこ飲むけれど、いつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、とっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」「ピノ・ノワール」など個性豊かなぶどうを擬人化させ、味や香りの特徴をイメージで伝えます。『図解ワイン一年生』より全文公開します(毎週日曜日更新予定)。



ワインにとっての「まずはこれ」というド定番。

それはもう誰がなんと言おうと、フランスワインの〝ボルドーの赤〞と〝ブルゴーニュの赤〞になります。

「ボルドー」と「ブルゴーニュ」という名称は、どちらも月桂冠やスーパードライのような商品名ではなく、ボルドー氏の作品でも、ブルゴーニュ醸造所で造られたワインでもなく、フランスにある「地方」をさししめします。

日本でたとえるなら、さしずめ東北地方とか近畿地方みたいなものです。

けっこう大きな範囲でとらえた名称なので、当然のことながら、ひとくちに〝ボルドーワイン〞〝ブルゴーニュワイン〞といっても価格やクオリティはピンきりです。

ですがこの二種類は全ワインにとっての基準になっているので、あまり深くは考えずに、お互いの味の違いを舌に記憶させてみましょう。

同じ赤ワインでありながら、ボルドーの味はかなりがっしりとしていて、ブルゴーニュの味はかなり軽めなのですが、べろべろに酔っ払っていたりしない限り、明らかに別物だ と感じられるはずです。

これがワイン飲みの超基本型となります。
「うーん、次はボルドー飲もうかなー、それともブルゴーニュかなー」と悩む人は、どこからどう見ても立派な「ワインで真剣に悩んでいる人」です。
いままで「赤かなー? 白かなー?」という選択肢しかなかった人にとっては大きな進歩でしょう。

ちなみにボルドーのワインの特徴は、タンニン(渋味)が強いことです。
ボルドーのワインを飲んだら、ためしに「タンニンが強いね」とつぶやいてみてください。
その光景をワインを知らない人が見れば(この人はワイン通なんだな)と感心してもらえるかもしれませんし、ワインを知っている人が見れば(この人はなに当たり前のことを言ってるんだ)と怪しまれるかもしれません。

いずれにしても、覚えたばかりのワイン用語を通っぽく口に出してみることは、気分を盛り上げるために、けっこう重要なことだと筆者は思います。

赤ワインの二大定番の味の違いがわかったら、次は白ワインの二大定番にいきましょう。

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koroyamada 【cakes版図解 17日前 replyretweetfavorite