純猥談

やっぱり男がいいんだな。」

いま同じ時代を生きる人たちから寄せられた、性愛にまつわる体験談をご紹介するこの連載。今回はガフさんからの「純猥談」をお届けします。


学生の頃から、同い年の同性と六年間ほど関係を持っていた。

私は、好きになる人は性別なんて関係ないと考えている人間だ。

何度もセックスして、デートして、「付き合ってほしい」と何十回も言われたけれど、付き合う気にはなれなかった。束縛されるのが面倒だったからだ。


私たちは片田舎に住んでいた。
あそこのダレダレとあそこのダレダレが付き合っているなんていう噂は秒で町中にまわる。

同性とカラダの関係であることが誰かにバレてしまえばこんな田舎では死活問題だ。 絶対誰にもバレないよう、学校では仲が悪い設定を演じる、とお互い女優(笑)になることを決めた。

学校では、話しかけても「あぁ」「うん」、 名前も名字にさん付けで呼ぶのに、セックスのときは下の名前を呼び捨てで、甘い言葉を囁いてくるのが堪らなく気持ちよかった。

二、三時間の行為のうちに何度も何度も「好き」だの「あいしてる」だの囁いてくる。

彼女の行為は雑で痛いこともあったけれど、気持ちがこもっていて心地よくクセになるものだった。

行為を重ねるごとに、私の、彼女を好きだという気持ちが大きくなっていった。


「もう付き合っちゃってもいいかもなー。彼女になら束縛されてもいいかなー。」

なんて考え始めていたとき、彼女がよくつるんでいた男の先輩とセックスしたという噂を耳にした。

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純猥談 編集部

誰もが登場人物になったかもしれない、現代の性愛にまつわる誰かの体験談が純猥談として日夜集まってきています。様々な状況に置かれた人たちから寄せられた3000件を超える投稿の中から、編集部が選りすぐった傑作を公開していきます。

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junwaidan 【純猥談A面、公開しました】 学生の頃から、同い年の同性と六年間ほど関係を持っていた。私は、好きになる人は性別なんて関係ないと考えている人間だ。 https://t.co/Yv6F1ein7t https://t.co/fI647813zn 6ヶ月前 replyretweetfavorite