困った時に助けてくれるドラえもん的なお店です【前編】

東京・自由が丘といえば雑貨とスイーツ、三島由紀夫がボディビルの練習に通ったことで知られる街ですが、実は「ドラえもん」がいる街でもあるのです。正しくは、ドラえもんのようなお店「カタカナ」、ですが。


日本と世界の架け橋になる「カタカナ」になりたい

「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」がコンセプト。取材に訪れたのは、夏の始まりのある日。ガラス製品やうちわに交じって、便箋やオイル時計が。そそられます!

お会いしたのは、店主の河野純一さん。前職のアパレルのバイヤー時代、海外出張先で現地の仕事相手に持ち物を褒められる機会が多かったことが、お店を始めるきっかけの1つ。

「でもそれは決して、すごくデザインされたものでも最新式のものでもなく、なんてことのない、僕が昔から愛用していた日本の文房具だったんです」

そう言って見せてくれたのは、ぺんてるが1971年に発売した「KERRY」という万年シャープペン。プラスチックのそれにはないボディの重みと、キャップをはめるときの「カチッ」 という音。書く時にペン先の見晴らしが良くなるようシェイプされた機能美。そのどれもが気に入っていると言います。

シャーペンを探している人は当然、そうでない人にも薦めるというKERRY

「海外で通用するカッコよさが、40年前の日本にあったという事実に感動して。そういう『カッコいい』ものを集めたお店を、やりたいと思ったんです」

日本が海外の文化を受け入れるのがうまいのは、海外の言葉をカタカナに変換できるから。 日本の技術と海外をつなぐカタ カナのような存在になりたい。 店名はそんな想いによるもの。

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小さいけれどスゴい店が大好き!

ケトル

とにかく、小さいけれどスゴいんです! 気取らず、カッコつけず、自分の好きなモノを、自分の目の届くところで丁寧に売る。敷居は低く、専門性は抜群に高い、今すぐは行けなくてもいつか訪れる日を楽しみに待ちたい。ケトルの「小さな店特集」です。

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