TOEIC のパート 5 「短文穴埋め問題」の攻略法 (その 1)
第 1 回と第 2 回は実戦問題を解く問題形式でした。
今回は、「短文穴埋め問題」の解き方、攻略法について、少し考えてみましょう。
「短文穴埋め問題」の出題形式
この問題の出題形式は、もうほとんどの人がご存じでしょうけど、念のために紹介しておきます。
「15 ~ 25 語程度の英文の 1 箇所が空所になっており、そこに当てはまる単語や語句を、4 つ選択肢から選ぶ」
そして、この問題の出題パターンは、大きく次の 2 つに分けることができます。
語彙力を問う問題
4 つの選択肢が同じ品詞の語でできており、その中から、空所の意味に相当する単語を選ぶ形式です。このパターンでは文法力はあまり必要なく、文の意味と単語の語法をしっかり理解して答えなければなりません。
文法力を問う問題
このパターンでは、選択肢に、同じ単語の変化形や派生形、時制の違う語句が並んでいたりします。文法力が問われる問題です。
こうした出題パターンによって攻略法(考え方、解き方)を変える必要があるのです。
それでは、それぞれの出題パターンの攻略法を見ていきましょう。
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