今日はリクエストにお答えして「ソーセージの加熱方法」を考えます。ソーセージは肉を刻み、塩を混ぜ、豚腸や羊腸などの袋に詰めたもの。ソーセージの袋には微生物の増殖を抑え、肉汁を閉じ込める役割があります。ソーセージには生ソーセージと調理済みの二種類がありますが、今回掘り下げるのは一般的に入手できる後者。
ボイルドソーセージ
ソーセージ…食べる分だけ
マスタード…適量
1.鍋にたっぷりの水を入れ、火にかける。75℃(鍋底から泡が上ってくる寸前)になったらごく弱火に落とし、ソーセージを入れる。豚腸タイプで8分、羊腸タイプで3〜4分が目安。
2.引き上げてマスタードを添える。
ソーセージの種類と加熱方法
後ほど焼き方もご紹介しますが、ソーセージの肉汁を逃さず焼くのは難しいので、ボイルがおすすめです。
ソーセージには様々な種類があります。JASの規格の分類によると
羊腸を使用したウインナーソーセージ
豚腸を使用したフランクフルトソーセージ
牛腸を使用したボロニアソーセージ
などがあり、今回はウインナーソーセージとフランクフルトについて解説します。なお、この分類は名称の由来となった地名の製法とは無関係で、日本独自のもの。細くて小さいものが羊腸で、太めが豚腸と憶えてください。
さて、どんな商品を選べばいいか、という問題が出てきますが、そのヒントはパッケージに記載されていることも。
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