定年後のおカネ#10】不動産投資 向く人・向かない人

定年後のための資産形成術として見た場合、不動産投資にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

 定年後のための資産形成術として見た場合、不動産投資にはどのようなメリット、デメリットがあるのか。

 メリットの一つは不動産投資の収益が安定していることだ。東京都心部の家賃相場は過去20年、ほとんど変わっていない。株式投資と違い、値動きを頻繁に確認する必要はなく、手堅い収入が毎月あるため、老後の運用には向いている。

 二つ目は相続税の節税効果があることだ。不動産の相続税評価額は時価よりも低い。土地は「路線価による評価」か「固定資産税評価額」、建物は「固定資産税評価額」で計算するが、総じて時価の7~8割程度に圧縮できる。

 三つ目は孤独対策にもなることだ。サラリーマン大家歴約30年のベテラン投資家、加藤隆氏は言う。「不動産投資は投資というよりも経営をする感覚に近い。金融機関や不動産会社、宅地建物取引士などの専門家とかかわる。ひきこもらずにいろいろなところに出向くので、人脈が作れるし、投資家仲間もできやすい」。裏を返せば面倒くさがり屋、人と接するのが嫌いなタイプは不動産投資に不向きといえる。

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