定年後のおカネ#1】誤解だらけの老後のおカネ

人生100年の時代、定年後の収入激減期を生き抜くには、早い段階からの備えが肝心だ。40代のうちから資産運用に着手、年金や医療、介護の制度を学んでいこう。

人生100年の時代、定年後の収入激減期を生き抜くには、早い段階からの備えが肝心だ。40代のうちから資産運用に着手、年金や医療、介護の制度を学んでいこう

 「病気」「孤独」と並び、定年後の三大不安と称されるのが「おカネ」である。

 フィデリティ退職・投資教育研究所が2018年4月、約1万人のビジネスパーソンを対象に行ったアンケート調査によれば、定年後の不安として最も多くの人が挙げたのが「生活費の不足」だった。

 60歳で定年を迎えると、収入は激減する。定年後再雇用では年収はほぼ半減、新天地を求めるにしても好条件の就職先は少ない。

 生活費は確かに減る。といっても、統計によれば減少幅はそれほどでもない。70歳代前半の月間消費支出は、30歳代後半の額とほぼ同じだ。大きな出費である食費や水道光熱費はあまり減らず、医療費や冠婚葬祭への支出はむしろ増えるためだ。

 平均寿命は、今後も延び続けていくのは間違いない。「100歳まで続く人生」が、ますます現実味を持って世の中に受け入れられつつある中、老後の長い無収入期をどう生き抜けばいいのか。

世間に流布する常識の非常識

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