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「おひとり様」で生きていく#8】「昭和の下町」がおススメ!
若からぬ男性が一人暮らしをするなら、お薦めは交通、生活ともに利便性のよい町である。すでにリタイアした、あるいはリタイア間近という男性であれば「足回り」は関係ないと思われそうだが、交通利便性と生活利便性はかなりの割合でリンクする。複数路線が使える駅には商店街、大型商業施設があることを思えばわかるはずだ。
「昭和の下町」がおススメ! 男が暮らしやすい町
東京情報堂代表 中川寛子
若からぬ男性が一人暮らしをするなら、お薦めは交通、生活ともに利便性のよい町である。すでにリタイアした、あるいはリタイア間近という男性であれば「足回り」は関係ないと思われそうだが、交通利便性と生活利便性はかなりの割合でリンクする。複数路線が使える駅には商店街、大型商業施設があることを思えばわかるはずだ。
生活利便性の中では食事情がポイントになる。自炊をしないなら食の大半は外に頼らざるをえない。外食はもちろん、総菜、持ち帰り弁当などの中食も含め、選択肢が豊富な町のほうが暮らしやすいのは当然だ。
ほぼ毎日、外の食に依存するなら価格も気になる。「食の相場」を知るには、500円でランチが食べられる、あるいは買える店がどの程度あるかを意識して歩いてみよう。ランチでも1000円前後からの店しかないなら経済的な負担は大きい。
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この連載について
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