日暮えむ
曾祖母とお地蔵様
曾祖母のとしょさんは、仏壇から下げたご飯を毎晩えむさんに食べさせたり、近所の社に来る大師様を心待ちにするなど、信心深い一面があったのだそう。曾祖母編、最終回は、えむさんの記憶に残る、近所のお地蔵様ととしょさんのお話です。
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この連載について
日暮えむ
日本最大の流域面積を持つ利根川。繰り返し氾濫を起こし、坂東太郎(関東で一番大きい者の意)の名で知られたこの川の下流域で、昭和平成令和時代を過ごしてきた日暮えむさん。四十年以上に渡って詳細に付けれた自身の日記を元に、失われたその時代をマ...もっと読む
著者プロフィール
利根川沿いの田園風景広がる村に生まれ育つ。小3の時、担任の先生からすすめられて日記を書きはじめ、以来1日も欠かさず書いてきた。その日記をもとに、昭和平成令和へとまたがるエッセイ漫画「新ひぐらし日記」を執筆。商業媒体ではじめての作品。