恋人への不満に添えるだけで、ケンカがなくなる魔法の言葉

一流レストランでサービスマンとして働いていた黒ワインさんが、サービスの技術を恋愛のコミュニケーションに活かす方法を教える連載。今回は、パートナーに不満や言いづらいことを伝えるときのテクニックをご紹介します。まずは、お客様の「わがまま」に対する、サービスマンの鮮やかな対応をご覧ください。

長く二人でいるようになると、どうしてもケンカになったり、言いづらいことを言わなければいけないような場面になったりするじゃないですか。

でも、そんなときに「どうして私の気持ちをわかってくれないの!?」なんて伝えたとしても逆効果。ともすれば、怒りをぶつけたいはずのあなたが、逆に不満をぶつけられているなんてことにもなりかねませんよね。

もちろん、あなたの言っていることが正論だったとしたら、相手はその話をきちんと受け止めなければいけないのですが、だからといって素直に聞けなかったり、ついついそんな「正論」に怒ったりしてしまうこともあるでしょう。

でもそんな「正論」も、伝え方一つで相手を怒らせてしまうこともあれば、相手の行動を変えることもできます。

今回はある日の「ちょっと困った」お客様の話から、コミュニケーションにも応用できるコツをお伝えさせてください。

お客様の「わがまま」を「次の予約」に変えるマジック

あるディナーのことでした。

予約はそれなりに埋まっており、その当日にも予約の電話が入っているような日です。特に営業中のトラブルもなく、滞りなく料理は進んでいました。

そんな中、当日に予約をなさったお客様がいらっしゃいました。カップルやご夫婦の利用が圧倒的に多いレストランには珍しく、男性二人のご利用でした。年齢は40代から50代くらい。ビジネス利用かなとも思える感じでした。

ビジネス利用や男性二人の場合、奥まっていて静かに話せる席を希望されることが比較的多いのですが、あいにくその日は予約でほぼ満席。ホール真ん中の、周りからも目立つような広いテーブル席しか空いていません。

テーブルが広く使える分、お気に召す方もいらっしゃるのですが、お客様は案内されるやいなや

「俺、あそこの窓際の席がいい」

と言いました。

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黒ワイン

かつて一流レストランでサービスマンとして働いていた、noteでも人気のクリエイター・黒ワインさん。cakesの連載では、サービスの仕事で培った「目の前のお客様を幸せにする」ためのスキルを、恋愛のコミュニケーションに活かす方法をお教えします。

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コメント

TokkumeiC 普通に参考になる話だわ。なるほどなぁ。 9日前 replyretweetfavorite

vino_cavolfiore 実はまだ10位にランキングされていたりします。やっぱり今回よく読まれてます。見逃している方はぜひ。 |黒ワイン @vino_cavolfiore |サービスが愛だと言うのなら https://t.co/Ft4Dh2bQrq 12日前 replyretweetfavorite

asyara28 どの職種でも同じですね。自分が出来ているか、もう一度考えたいと思います。 12日前 replyretweetfavorite

kawac "人は自分の味方には心を許すものです" - 12日前 replyretweetfavorite