第2章 シングルマザーの 決意
【環境づくり】通勤通学時間を最小限にして日々をやりくり
母子で生活する新居は、できるだけ通学、通勤の時間のムダやストレスを減らすため、学校や職場に近いことを第一条件にしました。最終的に選んだのは、子どもが小学校に歩いて通える距離にある物件です。それくらい近ければ、もし地震などの災害があったとき、すぐに迎えに行けます。また、電車通学の時間がなくなったぶん、子どもの生活にも余裕が生まれますし、満員電車に乗るストレスもなくなります。
もちろん、シングルマザーになると経済的に苦しくなるので、都内にある実家に戻ることも当然考えました。しかし、やはり親でなければわからないこと、できないことはたくさんあります。