第5章 そして僕は希望をつくる vol.2 テクノロジーが世界を変える

タイム・イズ・ライフ。自らの有限の命を24時間にどう振り分けて生きていくのか。命を「いま」に当てて、全力を尽くすこと。10年、20年先に不安を馳せて立ち止まっているなんて不毛です。進歩を続けるテクノロジーの力であなたの命の最大限活用しましょう。 11月5日(火)に発売される堀江貴文さんの書き下ろし単行本『ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく』の内容を、cakesでいちはやくお届けしていきます。

有限の時間をどう生きるのか

 最近でこそ、少しは我慢できるようになったが、僕は無駄話をされるのが嫌いだ。
 ライブドア時代など、商談の席で判を押したように「いやぁ、昨日までの雨が嘘のようで」などと天気の話から始められると、本気でイライラしていた。そんな中身のない挨拶はどうでもいいから、さっさと本題に入れ。無駄な時間を費やすな。不機嫌さを隠そうともしなかった。
 なぜそんなに苛立っていたのか?
 時間とは、「命そのもの」だからだ。なんの実りもない無駄話に付き合わされることは、命を削られているに等しい。
 タイム・イズ・マネーという言葉は間違っている。お金なら増やすことも可能だ。
 しかし、時間だけは誰にも増やすことができない。まさしく有限の「命そのもの」であり、タイム・イズ・ライフなのである。
 もちろん僕だって、遊びもするし、ゴルフや飲みにも行く。さすがに仕事のことだけを考えて生きているわけじゃない。でもそれは「ゴルフをすること」や「お酒を楽しむこと」に集中する時間であって、無駄なことに費やすのとは違うのだ。

 だからこそ、僕らは「自分の時間」を生きるのか、それとも「他人の時間」を生かされるのか、を常に意識化しておく必要がある。
 営業マンの無駄話に付き合わされるとき、あなたは「他人の時間」を生きている。
 大好きな仲間と飲みに行くとき、あなたは「自分の時間」を生きている。
 与えられた仕事をやらされているとき、あなたは「他人の時間」を生きている。
 自ら生み出す仕事に臨んでいるとき、あなたは「自分の時間」を生きている。
 いずれの時間も、刻一刻と過ぎていく。今日という日に与えられた24時間をどう振り分けるか、という話だ。
 若いとき、たとえば19歳や20歳くらいの間、人は自分が歳をとる姿をうまく想像できない。自分だけは歳をとらないような、この若さが永遠に続くような錯覚にとらえられる。もしかするとあなたも同じ感覚でいるかもしれない。
 しかし、時間は永遠ではない。残酷なほど有限なものだ。
 その有限なる時間を、命を、どう使っていくのか。いかにして無駄を減らしていくのか。そこをもっと真剣に考えるのだ。

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ゼロ—なにもない自分に小さなイチを足していく

堀江貴文

「誰もがゼロからスタートする。失敗してもゼロに戻るだけで、決してマイナスにはならない。だから一歩を踏み出すことを躊躇せず、前へ進もう」――なぜ堀江貴文さんは、逮捕されてすべてを失っても希望を捨てないのか?  彼の思想のコア部分をつづる...もっと読む

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コメント

kazu_yamada 全く同感。時間は増やすことはできない。1日をどう過ごすか、無駄な時間をいかに省けるかを見直す機会ができました。 約4年前 replyretweetfavorite

nyansea178 ゼローーなにもない自分に小さなイチを足していく|堀江貴文 @takapon_jp https://t.co/PztbcVuomG” 時間は命 現役最高齢の医師、日野原重明先生も仰っていました。 限られた時間をいかに生かすか?全ての私の選択の基本です。 約4年前 replyretweetfavorite

sakaigawanatsu 北九州の遺跡のシンポに行きました。筑後川流域の遺跡の宝庫だった八女市。地元の人が興味持ってくれないらしい。 約4年前 replyretweetfavorite

gotoichi1003 想像力よりもまず情報という話に納得でした!!!→ 約4年前 replyretweetfavorite