●特別企画
cakes編集部「堀江貴文ミリオンセラープロジェクト」
社会全体に「イチ」を足したい——編集チーム特別座談会
11月5日(火)に発売が決定した堀江さんの書き下ろし単行本『ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく』。今回はその脱稿を記念して、ライターの古賀史健さん、書籍編集を担当した柿内芳文さん、web担当のcakes編集長・加藤の3人が座談会。プロジェクトにかけた想いと、半年間誰よりも近くで見てきた著者・堀江貴文さんへの想いを熱く語りました。堀江さんが新しく積み重ねていく「イチ」を、あなたも一緒に目撃しませんか?
●連載
堀江貴文「ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく」
第1章 見えない檻から飛び出そう vol.3 コンピュータとの出会い
同級生たちがファミコンに夢中になっている一方で、プログラミングに没頭していく中学生の堀江少年。より高スペックのコを手に入れたいがために始めたアルバイトで、「働くこと」の意味を初めて実感します。 11月5日に発売される堀江貴文さんの書き下ろし単行本『ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく』の内容を、cakesでいちはやくお届けしていきます。
古賀史健「嫌われる勇気」
第二夜 vol.5 青年は詰問する。「怒りを感じない人間なんて嘘だ!」
「人生は他者との競争ではない」「他者はあなたを陥れる敵ではなく、仲間である」と哲人は言う。だとしたら、そこらへんの見ず知らずの人間も仲間だというのか。みんなでお手手をつないで、仲良しこよしになれとでも言うのだろうか——。なぜ、アドラー心理学は「他者との競争」を完全に否定するのか? 今回の連載では、その理由にさらに踏み込んで行きます。問題の核心は、やはり「対人関係」にありそうです。
東田直樹「跳びはねる思考——二十歳の自閉症作家が見た世界」
挨拶ができない僕の中で起きていること
重度の自閉症を抱えながらも、社会を鋭く見つめている作家・東田直樹さんのコラムです。 今回のテーマは「挨拶」です。 「挨拶は人間関係の基本だ」と、私たちの社会では言われています。しかし、「挨拶」は自閉症者にとって、非常に難しいことのひとつだとも、よく言われます。「挨拶」の難しさを一概にいうことはできないかもしれませんが、東田さんは、どう捉えているのでしょうか。
結城浩「数学ガールの秘密ノート」
第49回 変化しないのは変か?(前編)
放課後の図書室で「僕」がいつものように数学の勉強をしていると、 後輩のテトラちゃんが先生からもらった課題を持ってきました。いつもより簡単に解けてしまったことを、どうやらテトラちゃんは不安に感じているようですが……。
フェルディナント・ヤマグチ「フェル先生のさわやか人生相談」
【第52回】彼女の母親が面倒なんですが……
アメとムチをたくみに使い分け、質問者の深浅様々な日常の悩みに光を与えるフェル先生のさわやか人生相談。今回は、彼女のお母様の過干渉に悩む青年の相談から。しょっぱなから気合の入った熱い回答は必読です。
林伸次「ワイングラスのむこう側」
ワインの基本
東京渋谷のワインバー「bar bossa」の店主・林伸次さんのコラム連載です。今回は林さんがお仕事で使われている大事な商品、ワインについてです。ワインてなんだか難しかったり、小洒落てたり、敷居が高かったり、なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。そんな人ほど必読の、林さんによる一味違ったワイン講座です。読めばきっと、ワインをもっと身近なものに感じられるはず。
杉村啓「今宵語りたくなる日本酒のはなし」
【第6回】このマリアージュを知らないのはもったいない! 日本人の国民食・カレーライスを日本酒と味わう
日本人にとって身近な食べ物であるカレーですが、香りが強く辛味が舌を刺激するため、お酒と楽しむのにはあまり向いていないと言われています。しかし、カレーにごはんが合うようにお米からできている日本酒は実はとってもカレーと合うんです。この二つから生まれるマリアージュを経験したことがないのはもったいない! 今晩からでもカレーを肴に晩酌できるよう、3種類のタイプの違うカレーと6種類の日本酒で、相性を徹底調査しました。
黒田勇樹「黒田勇樹動画批評」
【 第51回】志田未来の公式バストアップ動画に、映画監督・黒田勇樹が思うこと
先週は勝手に休んですみません! 映画監督としてのお仕事がますます忙しくなってきたというハイパーメディアフリーターの黒田勇樹さんですが、今回は監督目線であの有名女優・志田未来さんの公式動画にツッコミを入れています。素材は最高なのに、どこか残念感が否めない。そんな動画をお贈りします。
仲田晃司「ワイン通信・ブルゴーニュの村から」
【 第19回】ワインは魔法の飲み物
フランスはブルゴーニュで、ワインを作る仲田さん。今回は、そのワインをめぐる不思議な出来事をご紹介します。仲田さんはが「ワインは魔法の飲み物」というその理由とは……? 心温まる、ほっとするコラムをお楽しみください。
佐藤和歌子「晩酌歳時記」
第三十四回・新米
去年買ったシャツに袖を通したら若干腕が上がりにくい……瞬間思ったのは「天高く我肥ゆる秋」。そんな佐藤和歌子さんがお届けするショートコラムです。一年通して炭水化物全般が好物ですが、秋はやっぱりお米ですね!
Cocco「東京ドリーム」
おめでとう
歌手、女優、そして作家として独自のキャリアを重ねているCoccoさん。最新エッセイ集『東京ドリーム』(ミシマ社)発売に先駆けて、収録作品を先行公開。連載7回目は、仙台の地で気がついた、「おめでとう」と「ありがとう」、ふたつの言葉の幸福な関係について。
●ショートショートケイクス
ケイクス通信を更新する度に、かたやCEOから苦い顔をされ、かたやお世話になっているライターさんたちにはもっと踏み込めと言われる編集Dです。本日の更新はいかがでしょうか?
さて、秋ですね。「実りの秋」「食欲の秋」、「芸術の秋」なんて言われますが、ここでわたくし編集Dは「恋愛の秋」を提案いたします! そう、cakesには今、恋愛に関するコンテンツが盛り沢山です!
「『 トラウマ恋愛映画入門』発売記念! 町山智浩インタビュー」伊藤聡
ずっと避けてきた恋愛映画に、向きあおうと思った。【前編】
映画評論家の町山智浩さんがcakes初登場! 町山さんと今回インタビュアーを務めてくれたcakes連載陣の伊藤聡さんは、ともに初期からはてなダイアリーでブログをやれていて、非常に人気のあります。町山さんの著書はもちろん、昔からおふたりのブログを読んでいたので、このふたりが話しているというのが、なんだか不思議な気持ちでした。
しかし、以前「ワイングラスのむこう側」で林さんが書かれていましたが、映画、音楽、小説そういったカルチャーにハマる人は、どうしてこう恋愛が苦手なんでしょう。もちろん僕もそうです……。
そして、そんな我々カルチャー男子が辛くても目を背けてはいけないのがこちらの記事、
二村ヒトシ「キモい男、ウザい女。」
第26回 さわやかじゃない人生相談/ダメ男養成女子・A子さんの場合(上)【恋と性愛の研究と実践 ⑤】
町山さんインタビューを、女性側からの視点で見るとこんな感じではないでしょうか?(笑)涙で文字が歪んでも、がんばって読み進めてください。女性のみなさんは、カルチャー男対策として読んでみると非常にわかりやすいと思いますよ。
そしてそして、こじらせているのは男子だけではありません。
「 処女」と「変態」に二極化する官能の世界——作家・岩井志麻子インタビュー
【 前編】女のための官能ブームを取り巻く「処女性」
ハーレクインの面白さっていうのは、色々なひとが分析してきてはいるんですが、それをあの岩井志麻子さんが言語化するっていう、面白くなるに決まってるインタビューです!
近年の「官能ブーム」と隣合わせにある「処女」志向についてもお話されています。うーむ、なかなか女子というのも難しいものですね。それにしても岩井さんの語り口が気持ちいい。思わず吹き出してしまいますよ。
そんなわけでまだまだ続くcakes恋愛インタビュー三部作、ぜひぜひお楽しみください!