鶏むね肉はパサつきやすい肉です。脂肪とコラーゲンなどの結合組織が豊富な鶏もも肉であれば肉のなかの温度がかなり上がってもジューシーに食べられますが、鶏むね肉は63℃を超えるとパサつきはじめます。鶏むね肉はどんな風に調理するのが一番簡単なのでしょうか。
低温でゆっくりと火を通す方法もありますが、調理時間がかかりすぎるという弱点があります。そこで肉を切ってから叩いて薄くしたものにさっと火を通すアプローチをとりました。この方法なら10分とかからずに豪華なディナーの出来上がりです。肉を叩くことで仕上がりもしっとりします。
鶏むね肉のソテー クリームソース
鶏むね肉(皮なし)…1枚(250g~280g)
塩…適量(肉の重量の0.6%が目安)
小麦粉…適量
サラダ油…大さじ1
ウスターソース…小さじ2
生クリーム…100cc
黒胡椒…適量
パセリ…適量
1.鶏むね肉は薄くそぎ切りにし、ラップで挟んで鍋の底や空き瓶などで叩いて薄くする。目安は5mm。全体に薄く塩を振り、薄く小麦粉をはたく。
2.フライパンを中火で熱し、サラダ油をひき、鶏むね肉を並べる。片面にうっすら焦げ目がついたら裏返して10秒ほど焼き、皿やバットなどに移す。
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