自分は悪くない

人から注意を受けた時、素直に「悪かったな」と思えますか? 今回は、自分が悪いとなかなか認められない理由について考えていきます。

人は自分が悪いのを認められない

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

以前、ブルーノートという青山の老舗のライブレストランでのこと。僕と妻が少しお酒が入って、ライブ演奏に対して「イエーイ!」って感じで盛り上がってしまったことがあるんですね。

そしたら、スタッフの方が僕たちのところに飛んできて、「すいません、ちょっとお静かに」って注意したんです。もちろん僕らは「しゅーん」となって、すいませんでしたって感じで、その後はだまって見てたのですが、妻が「そんなにうるさかった?」って感じで怒ってしまったんですね。

ちなみに僕も「そんなにうるさかったかな。僕たちの周りには誰も他のお客さんいないし」って気持ちだったのですが、こういうことに対しては「お店側の基準」っていうのがありまして、当然、僕たちがうるさかったんです。悪いのは僕たちなんです。

で、なるほど、と思いまして。bar bossaでお客さまがうるさい場合、僕はそのお客さまのところにこそこそと近づいて、「すいません、ちょっと声をおさえていただけますか」って伝えているんですね。

もうこれ、「お酒が中心のお店」はしょうがないと言いますか、どうしてもお酒が入ると声が大きくなる人っていますし、それを周りのお客さまが「この店うるさいな」と感じたら二度と来てくれなくなるし、うるさいお客さまを切るしかないんです。

もちろんほとんどのお客さまが「あ、すいません」って感じで納得はしてくれるのですが、たまに「そんなにうるさい?」とこっちに突っかかってきたり、ネットで悪口を書いたりする人もでてきます。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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krespect3 |林伸次 @bar_bossa |ワイングラスのむこう側 https://t.co/NmuFTvlbx4 24日前 replyretweetfavorite

kobogumi 自分が作った料理って失敗してもなんとなく美味しいと感じてしまう。この感覚を仕事に持ち込んだら危険。気をつけないと...... 25日前 replyretweetfavorite

boraccho 「自分には2割甘く、他人には2割厳しい」 人が評価をする時の傾向。 これはみんなが持っているもの。 いつも頭の片隅に置いておきたいですね。 25日前 replyretweetfavorite

i_risho ふふっ https://t.co/jbgWswTr0P 25日前 replyretweetfavorite