スマートフォンが社会に浸透して数年が経ちました。いつの間にか、電車の中で雑誌や新聞を広げている人をほとんど見なくなりました。みんな、スマートフォンでゲームやチャットに大忙しです。
スマホやタブレットの普及に伴い、私たちがネットに繋がる時間は伸びる一方です。2010年から2013年の3年間に、アメリカ合衆国における1年間のインターネット接続時間は、4510億分から8900億分へと、倍増しました。ネットへの接続時間は、今後更に増えていくでしょう。その引き金となるのが、Augmented Reality の発達です。
Augmented Reality って?
“Augmented Reality”(以下AR)とは、人間が五感から得られる現実に映像やサウンドなどの情報を付加することで、現実世界を拡張する技術です。こんな説明ではなんのことだかよく分からないと思うので、スマホひとつで、今すぐに体験できる具体的な例を幾つかご紹介しましょう。
まず最初は、有名どころのセカイカメラ。街中でスマホをかざすと、「エアタグ」と呼ばれるタグが景色の上にオーバレイ表示されます。店やビルの名前、あるいは口コミ情報などが表示されます。
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