「入閣待機組」というカテゴリ
この数週間、ニュース番組を見ていると、人事に興奮する多くのオッサン政治家とわずかな女性政治家が目に入る。政界には「入閣待機組」という、とても恥ずかしいカテゴリがあり、優先順位の低い省庁にそれらの人物が何人か割り当てられるのが通例となっている。入閣待機組がいきなり組織のトップとしてやってくる省庁の人たちって、どんな気持ちがするのだろう。
もし、自分の会社員時代、「あっ、そうそう、今日から社長になる人なんだけど、これといって実績はない人なんだけど、でもね、キャリアはとっても長くって、なにかしらのポジションを与えないとマズイらしいんで、ヨロシクどうぞ」と言われたら、部署や立場を越えて社内で愚痴り合い、「バカも休み休み言え」くらいの言葉が飛び交っただろう。その手のことを休み休み言わない世界だとしたら、もしかしてバカなのだろうか、なんて思う。
人柄は詐欺を超える
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