今日はリクエストがあった〈大学いも〉の作り方をご紹介します。大学いもにはカリカリの飴を表面にまとわせた関西風(中華ポテトといいます)と、とろりとした蜜がかかった関東風の二つがありますが、今回は関東風。材料はシンプルですが、加熱して、冷まして、また加熱したり、とやや工程が必要な料理です。
「サツマイモといえば秋なのになんで今頃作るの?」と思われるかもしれませんが、実は今、スーパーで売られているサツマイモを使うと最高においしくできるのです。
大学いも
サツマイモ…1本(300g程度)
蜜
みりん…100cc
酢…小さじ1/4
砂糖…大さじ3
醤油…小さじ1
白ごま…適量
1.サツマイモは洗ってから乱切りにし、流水に1分ほどさらす。鍋に入れてひたひたの水(600cc)を注ぎ、中火にかける。沸騰したら弱火に落とし、10分間茹でる。重ならないように広げ、30分以上表面を乾かす。
2.小鍋にみりん、砂糖、酢、醤油を入れ中火にかける。3〜4分沸かし、泡が小さくなったら火を止めて冷ます(氷水にあてるとすぐに冷める)。ゴムベラでかき混ぜて濃度を確かめる。さらりとしすぎていたら再び火にかけ、煮詰める。ベタベタするようでは煮詰めすぎなので、水を足して再び火にかける。
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