Q."夫くん"の英語力に嫉妬して、邪魔してしまうのですが…

夫のことをこよなく愛しているのに、英語を頑張る姿に、モヤモヤとしてしまい、素直に応援できない相談者さん。
元メンヘラで現ハッピーリア充のスイスイさんが、なぜ相談者さんが愛する人を応援できないのか、考えます。 また、本連載をまとめた初書籍『すべての女子はメンヘラである』が好評発売中です。併せてお楽しみください。

「うるさい!」と叫んでしまった

スイスイさん、書籍発売とcakes復活おめでとうございます!
メンハピを読むためにcakes購読し、スイスイさんのnoteマガジンも購読してる大ファンなので、めちゃくちゃ嬉しいです。
本、友達にも布教しますね!!

さて、私の悩みなんですが、最愛の夫くんのお仕事に向かう姿勢がまぶしすぎて、素直に応援ができなくなっていることです。

先に、私と夫くんの説明をします。

夫くん:同い年。プログラマー。理系大院卒(頭良い)。
環境が変わること、自分を変えることに障害がないタイプ。ノンバーバルコミュが苦手。どちらかと言えば心を読むのが苦手だが、知識と経験でフォローしている印象。

私:営業職。文系4大英語系学科卒。環境の変化が苦手なのに飽き性。HSP※気味で、気持ちに振り回されがち。
今までの彼氏は「辛い……」と言うと再現なくヨシヨシして共感して、現実を直視せず生ぬるい場所でずっと甘えさせてくれる人たち(元ややメンヘラ)。愛情確認で、別れる詐欺してよく泣きわめいていた。 一方、夫くんは、私の話をちゃんと聞いた上で、甘えさせるだけでなく「紗優ならできるから頑張れ」と優しく突き放してくれる。
※編集注:Highly Sensitive Person:生来の特性として、非常に感受性が強く、良い刺激にも、悪い刺激にも敏感な気質もった人。病気や精神障害として分類はされない。

夫くんは情報のアップデートが激しい職業なので、常に勉強する姿勢が必要なお仕事です。副業としても趣味としてもコーディングするほどプログラミングが大好きな人なので、とても彼に合った仕事なんだと思います。楽しそうに仕事をし、常に勉強する彼を心から尊敬しています。
あんまりにもいつも楽しそうにしているので、私も興味が出て夫くんにプログラミングを教えてもらっているくらい、少し前までは何も問題なく応援ができていました。

きっかけは、夫くんが外国人の方が多い職場に転職したことです。転職が多い業界なのは知ってるし、キャリアアップのためだと分かっていたので、転職活動自体は心から応援していました。
だけど、彼が英語の勉強を始めて、それが猛烈に私の劣等感を刺激して、家の中で英語勉強の話がタブーみたいになってしまいました。
大学生当時の私は、英語系学科にいて英会話サークルにも所属して、間違いなく私の人生で1番英語がしゃべれた時期です。

彼が本腰を入れて勉強始めたのはごく最近なのに、英語を離れて久しい今の私はともかく、大学生当時の私よりも今の彼の英語スキルのほうが断然高いんです……。
私は参考書を開いて勉強しかしなかったけど、彼はアプリであっという間に外国人と繋がって、語学を教えあっています。

別の部屋から勉強として英語で通話してる声が聞こえて、反射的に「うるさい!」と叫んでしまったことがありました。
彼はとても悲しそうな顔をして、ベランダに出て小声で通話をしていました。夫くんの、その悲しそうな顔がいつまでも胸から離れません。

その後は、私が熟睡したのを見計らってから勉強をしているようです。

私も同じように頑張ればこのモヤモヤイガイガが取れると思い、今の自分のレベルに合わせて(恥を忍んで)大学受験用の英語参考書を買いこんだりしました。
でも、そもそも語学って道具で、その先にしたいことが何もないのでまったく続きません。もし勉強が続いても、同じ土俵で戦うのではモヤモヤは晴れない気がします。

そもそも私は仕事なんてどうだって良くて、夫くんと過ごす時間が至上で、それ意外は壮大なヒマ潰しという、ややメンヘラな土台から未だに抜け出せません。
1人で過ごすことは別に苦ではないけど、どこまで行ってもヒマ潰しです。

100個やりたいことを書き出しても、そもそも半分しか書けなかったし、そのほとんどは夫くんと行きたいことやりたいことでした。
スイスイさんに憧れて、文章を書きたい気持ちがうっすらあることを発見し、noteのアカウントを作ったけど、文章を書くことも「道具」であり目的地が必要で、書きたいこともなりたいものもなく、まったく書けていません。

何かしないといけない気がするけど、何もしたくないです。
優しい彼が悲しむ顔も見たくありません。

私はどうすればよりハッピーに過ごせますか?
大好きなスイスイさんから、何かお言葉をもらえたら嬉しいです。

(紗優・31歳・女・営業・元ややメンヘラ)

優勝です

結果発表から始めます。
今回、約一年ぶりにcakesでの連載復活が決まり、お悩み相談を再募集するという告知もさせてもらいました。

その記事公開が7/14の午前10:00。それ以降に相談を送ってくれた中で、いちばん最初の相談が、あなたでした。

なんと送信日時は、7/14の12:13。


お見事。
連載再開を発表してからたった2時間ちょっとで、ここまで端的にお悩み文をまとめ送信してくれています。

・行動力
・決断力
・短期で文章をまとめる能力

ぶっちぎり優勝。

そんなあなただからこその、お悩みにぶっちぎりで答えます。

髪を切ってすぐ、髪を切った

まずはじめに。
まったく関係ないように感じるかもしれないが、私の近況をお伝えします。

8月頭に、美容院に行った。
出版記念イベントに出る直前だったから、バチバチに有名な表参道の美容院の、バチバチに人気なスタイリストさんの元に行き、肩くらいまでのふわふわな赤毛ボブに仕上げてもらった。

なのにその4日後、私は別の美容院を予約し、その髪をかなり短く切った。
2年以上伸ばしてキープし続けていたボブヘアだったが、短めのショートにした。突然だった。

私の髪型の話なんて読者のみなさんにとっては超どうでもいいということはわかるが、これ、私自身とてつもなく驚くほどの、心境の変化の現れなのだ。


わたしの夫は、ショートカットの女性が苦手だ。

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メンヘラ・ハッピー・ホーム

スイスイ

“メンヘラ”とは、もともと「心の病を患った人」を指すネットスラングです。でも今ではすっかりカジュアルに偏在しつつある“メンヘラ”。その樹海から脱け出したスイスイさんが、我が身を振り返りながら、今さら聞けないメンヘラの基礎の基礎、そして...もっと読む

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コメント

shizushi 「何者かになりたいと自覚したときの絶望が怖いだけでは?」今回も適切な太字が刺さりました…。 3ヶ月前 replyretweetfavorite

massdacounter 私は、ショートカットの自分が好きなのだ。 予約した瞬間、憑物が落ちたようだった。 久々に自分好みの髪型にしようとしたこのとき「この数年、いかに”夫の妻”としての自尊心に頼っていたのか」と思い知った。 https://t.co/SPUh1bHCUo 3ヶ月前 replyretweetfavorite

suisuiayaka 『何者かになりたい』 って認めるの、こわいよね って話 https://t.co/U4QfSRWT1V 3ヶ月前 replyretweetfavorite

yonayonaSK っが〜!これから結婚するので染みました 肝銘じ🙏 そう… https://t.co/vtEnaRk0k1 3ヶ月前 replyretweetfavorite