スゴ伸び

スゴ伸び」の効果を高める1日の過ごし方【第1回】

「スゴ伸び」で、体と心の不調をリセットし、さらに自律神経のバランスをと整える行動を意識すると、健康効果が高まります。いま話題の書籍『スゴ伸び』から、1日のなかでの自律神経の変化(日内変動)や、もっと手軽にできるスゴ伸びを紹介します。

体本来のリズムに合わせて健康に

古の時代、人間は太陽が昇ると目を覚まし、狩りや漁など生きるための活動を始めました。そして日が暮れると活動をやめ、穏やかな時間を過ごして眠りにつきました。
この「朝になったら目が覚めて、夜になると眠くなる」というのは、人類が誕生したときから体に備わっているリズムです。

でも、子どものころには当たり前だったこのリズムが、年齢を重ねるにつれて乱れてきたと感じてはいませんか?
働き盛りの世代は、眠りたいのになかなか寝付けなかったり、高齢な世代は、まだ寝ていたいのに早朝に目覚めたりするかもしれません。

実は、これには自律神経が関係しています。
自律神経は、交感神経と副交感神経が常にバランスを取り合っているとお伝えしました。10:10、9:9など高いレベルを保つことが望ましいこともご紹介しました。それと同時に「まったく同じになることはない」ということも、申し上げたと思います。

まったく同じにならない理由は、自律神経には「日内(にちない)変動」があるからです。

日内変動というのは、時間帯によって、交感神経が優位になったり副交感神経が優位になったりしやすくなる、自律神経が持っているリズムのことを言います

具体的には、朝起きると交感神経が徐々に優位になっていきます。日中の活動に備えてエネルギッシュである必要があるからです。そしてお昼を過ぎると少しずつ副交感神経が上がってきて、夜になると副交感神経の高まりはピークを迎えます。夜眠くなるのは、副交感神経が高まることで体が休息モードに入るからです。

この、日内変動に沿った行動をとれば、体が本来持っているリズムをサポートすることができます。すなわち、体のリズムが整い、健康になれるのです。

そこでこの章では、日内変動を踏まえた自律神経のバランスを整える方法をご紹介します。「スゴ伸び」の応用編である、布団の中で行える「布団でスゴ伸び」や、仕事の合間にも行いやすい、イスに座った状態で行う「イスでスゴ伸び」もご紹介します。

とはいえ、すべてを完璧に実践しなくても構いません。人間の体は機械ではないので、「できる日」「できない日」など、行動にムラが生じるのは当然のことです。無理せず気楽に、できることを積み重ねていきましょう。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

全国書店にて好評発売中! withコロナの処方本。負けない心と体をつくる、究極の健康法を緊急提案!

スゴ伸び

小林 弘幸
小学館集英社プロダクション
2020-04-23

この連載について

初回を読む
スゴ伸び

小林弘幸

自律神経の名医が開発した究極の健康法、「スゴ伸び」。名前のとおり、ふつうの「伸び」ではありません。 健康に欠かせない自律神経に着目して医師が考案したもので、「血流がよくなる」などの効果が実証されています。 体に負担をかけることなく、1...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません