見た目テキトーなのに海外までさらわれちゃうほど人気な肥前狛犬の謎

ヘンな形の目利きにして脱力系エッセイの名手が、丸4年かけて日本各地の路傍から超弩級のゆるカワ神仏323体をスカウトした『ニッポン脱力神さま図鑑』。コロナのせいで出版延期となるも、5月27日にようやく発売! それを祝って、 ゆかいな神さまたちが毎日交代でお出ましくださっていますが、日曜日はお休み。代わりに、見た目テキトーなのに海外までさらわれちゃうほど人気な肥前狛犬のかわいさの秘密に迫ります。

得体の知れないマスコット

 肥前狛犬がどこにあるのか、その大半は場所がわかっていない。

 インターネット上に写真はあがっているのに神社の名前や地名が書かれていない。相次ぐ盗難被害を考えるとやむを得ないことだろう。

 なので場所探しには苦労した。周囲の風景から推測しようとしてもなかなか難しい。がんばって場所を特定できても狛犬が見つからないこともある。すでにどこか別の保管場所に移されていたり、その神社自体が森に埋もれていて、たどりついたはいいが藪に紛れたのか狛犬が見つからないこともあった。

 そんなわけでここに載っているのは、見たかった肥前狛犬の一部でしかない。誰も盗まなければもっとオープンに見られたものを、まったく泥棒のおかげでいい迷惑である。

ほっこりニコニコは
全然かわいくない

 さて、肥前狛犬の造形は小さくて、シンプルで、かろうじて狛犬に見える程度に簡素化されていて、かわいいと評することに誰も異論はないと思う。

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宮田珠己

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tsutsuuryaurya1 肥前狛犬がこんなにかわいいのは、練習台だったせい? 詳しくはcakes連載で。 https://t.co/YKIwFoovQn #ニッポン脱力神さま図鑑 #狛犬 #肥前狛犬 #佐賀 https://t.co/L8Xa0gPy1D 2ヶ月前 replyretweetfavorite