●新連載
堀江貴文「ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく」
第0章 それでも僕は働きたい
「誰もがゼロからスタートする。失敗してもゼロに戻るだけで、決してマイナスにはならない。だから一歩を踏み出すことを躊躇せず、前へ進もう」——なぜ堀江貴文さんは、逮捕されてすべてを失っても希望を捨てないのか? 彼の思想のコア部分を、その「自伝的告白」と絡めながらつづる著書『ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく』が11月5日(火)に発売されます。cakesでは発売に先駆け、その全原稿を月・水・金の週3回で連載。日本を変える覚悟をもって書かれた「堀江本」決定版の内容を、いちはやくお届けします。
●特別企画
田村耕太郎「野蛮人の読書術」
【番外篇】池田信夫インタビュー「1冊の中で“本当に必要な2割”を見つけよう」
好評連載『野蛮人の読書術』が、コンテンツを大幅に増強して書籍になりました。書籍版の刊行を記念して、本書に収録された、田村さんによる経済評論家・池田信夫さんのインタビューを無料公開します。絶大な影響力を誇る池田さんの言論活動を支えてきた読書術とは? いま、池田さんが大いに注目しているテーマとは? お薦め本を交えてお届けします。
●連載
岸見一郎・古賀史健「嫌われる勇気」
第二夜 vol.3 青年は戸惑う。「不幸であることが武器になる!?」
「私は学歴が低いから、成功できない」などと言うのは、何も因果関係のない〝見かけの因果律〟にすぎず、本当のところは、「成功できない」のではなく「成功したくない」のだと喝破する哲人。ここから対話のテーマは、「劣等コンプレックス」が持つもう一つの側面である「優越コンプレックス」の話へと進んでいきます。聞き慣れない言葉、「優越コンプレックス」とは、いったい何か? 第二夜の議論も、盛り上がってきました——。
海猫沢めろん「マンガは読書に入りますか?」
【第3回】1日3回オナニーしながら読んだマンガ19連発
海猫沢めろんさんのゆるふわマンガ書評エッセイ。原稿執筆に大忙しで上野のホテルでカンヅメまでしためろんさんですが、この1ヶ月のマンガ読書記録をつけていたら、なんと19タイトル56冊になったといいます。ジャンプの人気マンガ『黒子のバスケ』から、サブカル界隈で話題の『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』まで、バラエティゆたかな各タイトルへのめろんさんの評価は?
佐藤和歌子「晩酌歳時記」
第三十三回・青蜜柑
食べたことのないもの、飲んだことのない酒がまだまだたくさんあると思うと、「生きねば。」と思う。そんな佐藤和歌子がお届けするショートコラムです。秋刀魚の塩焼きにはやっぱり大根おろしとアレ。アレがない時どうします?
結城浩「数学ガールの秘密ノート」
第48回 責任を伴う加速装置(後編)
「サインの微分の微分。これはよく見かけるよ」「そーかなー」
バダサオリ「とりあえずビール!」
きのこの香りが食欲を誘う! 秋を彩る「ポルトガル風のきのこごはん」
食欲の秋。今回のバダさんのレシピは、大反響のポルトガル米料理シリーズ! 秋の味覚がたっぷりの「ポルトガル風のきのこごはん」です。隠し味のセロリとワインビネガーがきいた、食べ始めるととまらなく味。もちろんお酒にもピッタリです。新米の季節に、ぜひお試しください!
林伸次「ワイングラスのむこう側」
ミモザとミモレット
初めての単著を出されることになった林伸次さんのコラム連載。今回のテーマは「ミモザ」と「ミモレット」です。といっても、みなさんはこれがなんだかわかりますか? チーズ? カクテル? わからなくてもいいんです。わからないときにどうするのかが大事なんです!
二村ヒトシ「キモい男、ウザい女。」
第26回 さわやかじゃない人生相談・上 【恋と性愛の研究と実践 ⑤】
前回、大反響があった少子化ジャーナリストの白河桃子さんとの対談。そのなかで、「男には4種類しかいない。俺様・ヤリチン・オタク・ストーカーのどれかだ」という二村さんのコメントに「共感できる……」というつぶやきを残してくれた26歳の女性A子さん。自称【ダメ男養成女子】である20代・彼氏なしOLのA子さんに「いろいろ根掘り葉掘り訊きたい」という二村さんの要望により、読者面談が実現。「取材なんて受けるの初めて……」と緊張の面持ちでcakes編集部に来てくださったA子さん。はたして、どうなっちゃうんでしょうか……?
Cocco「東京ドリーム」
ラブレター
歌手、女優、そして作家として独自のキャリアを重ねているCoccoさん。最新エッセイ集『東京ドリーム』(ミシマ社)発売に先駆けて、収録作品を先行公開。連載6回目は、琉球芝居の大スターだった祖父について。cakesではCoccoさんの独占インタビューも同時公開しています。あわせてお楽しみください。
喜多村みか「TWO SIGHTS PAST」
TWO SIGHTS PAST #36
2000年頃より写真家の喜多村みかさんと渡邊有紀さんが互いを被写体として写真におさめている作品「TWO SIGHTS PAST」。今回は、2003年頃に福岡へ行かれたときの写真から。
フェルディナント・ヤマグチ「フェル先生のさわやか人生相談」
【第51回】恋の賞味期限はどれくらい?
50回を突破してますます絶好調! なフェル先生の人生相談連載。今回も、スッピンに悩む恋する乙女から、ある理由から浮気を後悔している男性まで、さまざまな方の悩みにお答えしていきます。
●ショートショートケイクス
本日、堀江貴文さんの連載、「ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく」がスタートしました。11月5日(火)にはダイヤモンド社より書籍の発売も決定していて、cakesでは先行してその全文を掲載していきます。
本日朝掲載されてからいきなりの大反響で、我々編集部もうれしい限りです。これから毎週月・水・金のペースで連載されます。堀江さんが日本を変える覚悟を持って世に放つ自伝的告白を、ぜひお楽しみに!
cakesオフィスには今、一時帰国中のシンガポール組のメンバーが出社しております。半年以上ぶりの再会で、昨夜はオフィスで久しぶりに酒を飲み交わしました。
その飲み会がどんな様子だったかは、ケイクス通信にそのことは書いてくれるなとCEOより厳命を受けたので、詳細は省きます。その時のCEOの顔がとても険しかったことだけお伝えいたしますので、みなさまのご想像にお任せします。
しかしながらこのことだけは書いておきたい。久しぶりの全員集合となるはずだったこの会に、ひとりだけ参加しなかった輩がおりました。そうです、編集Rです。最近婚活に勤しむ編集Rは、ひとり会をすっとばし、合コンだかなんだかで夜の街に消えていきました。これは許せん。罰を与えねば。そこで思いついたのがこちらです。
リラックマを猟奇的に偏愛する編集Rは、最近某コンビニチェーンがやっているプレゼントキャンペーンに夢中です。毎日高カロリー食品を買っては、必死にシールを集めています。すでに20枚も集めたようです。
まず、そのコンビニチェーンに行って、同じ応募用紙をもらってきます。
シールを貼る部分にセロテープを貼り、勢い良く剥がすことでなにか紙が薄く破けます。
申し訳程度に一枚だけ「一番搾り」の応募シールを貼ります。
編集Rががんばってシールを集めた応募用紙は、片付けられない彼女が山積みにしている書類の下の方に隠します。
書類の一番上に、先ほど作った偽応募シールを。これを見て編集Rがどんな顔をするのか。仕事がいくら忙しくても、こういうことでは妥協はしません。がんばって作った手の込んだいたずらです!
それで昨晩これを仕込んでおいたんですが、今朝出社してきた編集R、
気づかない。
「何撮ってんですかー?」とか言ってるけど気づかない。
自分で自分のボイスレコーダーを上に置いたのに気づかない。
書類か何かを探して、顔が目の前にあるのに気づかない。
朝っぱらからマルセイバターサンドを食べてるけど気づかない。
気づかない……。
もう! なんなのこの子! ぜんぜんがんばった甲斐がないわ! 意味の分からない敗北感だけが残りました。
そんなわけで今週はここまで。良い週末をお過ごしください。
(編集D)