わたし的には「性別なんてクソ食らえ」よ

世界中の少数民族を収めたベスト作品集発表から2年……。最新作は『DRAG QUEEN -No Light, No Queen-』。特典DVDに収録された、ヨシダナギさん自身によるドラァグクイーンへのインタビューを特別連載。
誰もがもっと自由に生きやすい世界になっていくことを心から願いながら。美しくもたくましいクイーンたちへ、大きな尊敬とともに今、眩しいほどのスポットライトを。
「Dress as a girl」略して「Drag」。ドラァグクイーンとは、一般的に女装する男性をさす。女性の性をモチーフとして自己表現へと昇華する彼女たちは世界各国に存在し、近年ではLGBTQに属する男性だけでなく女性のドラァグクイーンも誕生するなど、アンダーグラウンドカルチャーという枠を超える表現者として注目を浴びている。


Stella(ステラ)@New York

ー自己紹介をお願いできますか。

 わたしの名前はステラ・アルトワ。ニューヨークのブルックリンに住んでるわ。元々テキサス州のヒューストン出身だけど、2年半前に引っ越してきたの。仕事はウェイター、俳優、ドラァグクイーン、メイクアップアーティストよ。すっごいいろいろやっているわ。

ードラァグクイーンとはどんな存在ですか。

 まだドラァグの文化についてはわたしも考えている途中なの。どうしてかというと、アメリカ国内でもいろいろと異なるし、いまだかつてないくらい多様になってきていて、まだまだ拡大と成長を続けているの。

 ちょっと説明しにくいんだけど、超シンプルに言うと自分の性別とか、性についての思いとか、服装とかの装いも含めて、いろんなことの自己表現の境界線が曖昧になってきているの。アメリカのドラァグはとても流動的で新しくてエキサイティングなものだから、いつか世界を変えるような存在になると思っているわ。

ーあなた自身の歴史を教えてください。

 大学を2年半前に中退して、ニューヨークに引っ越したの。さらに、その2年半前は宣教師になるためにカリフォルニア州に引っ越したの。キリスト教の宣教師としてアメリカ全土を旅してて。当時、わたしは自分がゲイだとカミングアウトしていなかったんだけど、ゲイの人たちを解放したかったの。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

世界中の少数民族を収めたベスト作品集から2年……。 ヨシダナギの新境地となる作品の被写体は「ドラァグ・クイーン」

この連載について

初回を読む
DRAG QUEEN(ドラァグクイーン)

ヨシダナギ

世界中の少数民族を収めたベスト作品集『HEROES』から2年……。ヨシダナギさんの新境地となる作品の被写体は「ドラァグクイーン」。「Dress as a girl」略して「Drag」。一般的に女装する男性をさします。 誰もがもっと自...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません