SNSで線引したがる人たち
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日、マリナ油森さんのこのnoteを読んで、「もうその通り!」と思ったので、そのことを書いてみます。
インターネットの普及で、今までなかったような色んなトラブルがたくさん発生するようになりましたが、マリナさんは「ネットでのトラブル時に我慢すること」として、「囲い込まない」と提案しているんですね。その心得として、
①味方集めに奔走しない
②トラブル相手と仲良くしている人を、敵と認識しない
とあります。わかりますよね。「あれ? 自分、今、嫌われているのかな?」って感じたら、色んな人とコメントなんかで絡んで「こっちは味方がこんなにいるからね~」って感じで味方集めに走ってしまうことってありがちです。
あるいは、自分に敵意を見せてきているトラブル相手、そのトラブル相手と仲良くしている人にまで対して、「あれ? そっちと仲良くしているんだ。じゃあ、おまえも敵だ」って感じで、敵認識してしまうんです。要するに、インターネット上で、「こっちは味方、そっちは敵」って感じで、間に線を引いて、戦いを始めること、それを「避けよう」って提案しているんですね。
わかります。別にトラブルになっていなくても、SNSが普及してから僕たちは「誰と誰が仲良くしている」とか「誰と誰が繋がっている」とか「誰がどこに所属している」とかが、すごくよくわかるようになったから、「そこで線を引いて、敵と味方に分けることに夢中になっている」ような気がするんです。
「〇〇と仲良くしているならオマエは敵」っていうのを、身をもって感じている件があります。僕、韓国人のジノンさんという男性と「往復書簡ブログ」をやってまして、「東京はこんなものが流行ってるよ」とか「ソウルにこういうお店ができたよ」って感じで、お互いの街のことを「日本語韓国語併記」でブログをやってるんです。
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