※「フェル先生のさわやか人生相談」は、noteの定期購読マガジン「週刊フェル」にお引越ししました。詳細は記事の最後をお読みください。
何をどう頑張れば良いのかわかりません。
ヤマグチ先生、初めまして。迷走と申します。33歳女性です。
コロナの影響で無職になり、都内実家暮らしで失業給付金をもらいながら(会社都合なのですぐ貰えました)転職活動をすべく、でも手に職がないと危険ということが身にしみて分かり、民間のITエンジニア育成スクールに通って勉強しています。
仕事はひとまず置いておいて、人生において何をどう頑張れば良いか分からず迷走しています。
いきなりですが、私は恥ずかしながら年齢=恋人なしです。
はっきり申し上げて20代は化石時代です。奥手というより、他人の色恋沙汰はどうでもいい、興味がない、ドラマすら何が面白いのかわからない人間です。(否定ではなく、本気で共感できずに困惑します。友人の話であればお悩み相談・愚痴聞き役になれるくらいです。)
そんなわけで家庭にも興味が持てないのですが、実は先日、両親と知人女性の家に行き恐怖を覚えてしまいました。
実家暮らし・婚歴なし・70代後半の母親の介護が終了し一人暮らしで母親の年金ももう貰えないけれど、働かなくなって20年あまりで現50代後半(持病があり正規仕事歴なし)で貯金もなく、嫁いだ妹さんを金銭面で頼っているそうです。(お父様は10年ほど前に病死。その介護も亡き母親としていたとか。)
介護疲れで荒れ果てた部屋の中で、ぼんやり笑う女性と両親が何を話していたか覚えていませんが、私はお焼香をしながら、何とも言えない恐怖に身を包まれていました。
「このままではいけん。どげんかせんといけん。(がばいばあちゃん風に)」
現実問題は先立つものが必要、ですが「独り身もいけないのでは……?」と冷や汗と同時に、尻に灯油と炎のコンボを食らったように感じてしまいました。
しかし私は化石人間。しかも婚活理由が「独り身は危険と感じたので」という状態は良くないのでは……?と疑問も感じてしまうのです。(このご時世なので、旦那の収入だけを頼りにとも思えないのですが。)
考えすぎでしょうか。或いは悩みながら就活と婚活同時進行がよいでしょうか。
恐怖から逃れたくて頑張らねばと迷走しています。ヤマグチ先生のお知恵を拝借したいです。
迷走。
(33歳、女性、無職(IT系民間で職業訓練中)、迷走)
A.今回はコロナの影響でお先マックラという、33歳職業訓練中の独身女性からのご相談です。「コロナの影響で……」という枕言葉もそろそろ聞き飽きて来たなぁ……というタイミングで事実上第二波の襲来です。東京アラートとかどうなったのでしょうか。国と都が責任の擦り付け合いをする様を見て、なんとも暗澹たる気持ちになりますが、どちらも我々国民、都民の選択の結果ですからね。文句は言うますまい。
今回は一問一答形式でお答えいたしましょう。
ヤマグチ先生、初めまして。迷走と申します。33歳女性です。
初めまして、迷走さん。33歳ですか。若いって良いですね。
コロナの影響で無職になり、都内実家暮らしで失業給付金をもらいながら(会社都合なのですぐ貰えました)転職活動をすべく、でも手に職がないと危険ということが身にしみて分かり、民間のITエンジニア育成スクールに通って勉強しています。
なるほど。コロナリストラですか。大変ですね。時間のあるこの時期に、しっかり勉強して、スキルを上げておきましょう。世の中はこれからもっと大変なことになりますから。
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