お食事デートの一軒目が今終わろうというタイミング。「もう少し話したいな……」と、二軒目へのお誘いを考えたりもするでしょう。それと同時に、「下心があるって思われたらどうしよう」「相手はもう帰りたいかも」みたいに不安になるかもしれません。誘われた側も、「終電も近いし、そのあと変なことになったら……」と、ためらってしまうかもしれないですよね。
そんなとき、お互い楽しみながら、気持ちよく二軒目に誘える方法というのを今回お伝えします。ポイントはちょっとした下調べと、理由をつけ加えること、です。
本題に入る前に、接客の一場面を少しご覧ください。
予約の電話番号を会話のきっかけに
今やご予約のお電話というのは、携帯電話の番号からかかってくることが多いのですが、ごくまれに固定電話からの着信があります。また、インターネット経由のご予約の場合は、お客様の情報欄に市外局番から始まる番号が記載されていることがあります。
僕がレストランで働いていたとき、県外の電話番号のご予約は特に注意していました。なぜならそのお客様は、旅行や出張などでお越しいただく可能性が高いからです。ある程度大きな荷物を持って来店なさることもあるし、食後にホテルまでのルートを聞かれることや、タクシーを呼ぶことがあるので、それらに対応できるよう準備をしてお迎えをしていました。
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