縦社会原理主義教に気をつけろ【第5回】「縦」でない人間関係

海外にはさまざまな人間関係の仕組みがあります。部族、宗教などを元に人間関係を構築する場合もあれば、フラットな「横」の人間関係が展開されている場合もあります。実はそうした多様な関係性は、「縦社会原理主義教」がはびこっている日本においても存在するものなのです。

前回のコラムでは、日本の縦社会原理主義教で良しとされるものは、日本の社会においてそれらが解釈される前提にそって決まっていると説明しました。場所が変わると全く通用しないわけです。

なぜ通用しないかというと、外国に行ってしまうと、前提とする言語、歴史、お金の価値観、建物の好み、顔や体型の好みが全然違うからなんですね。つまり、そこにいる人たちが良いと思うものが日本とは違う。さらにここが重要なポイントでありますが、人間関係を「縦」の仕組みではとらえないところというのがある。

地域によっては「同じ部族出身かどうか」が重要な場合がありますし、外国人は最初から蚊帳の外というところもある。鞄がどうだとか、職業がどうだとかじゃないんですよ。同じ宗教じゃないからダメ、外人は犬以下という所だってある。そういう文化だから仕方ないわけです。ね、日本の縦社会原理主義教のお約束がどれだけ狭い物かわかるでしょ? あんなもの、町内会のゴミ出しルールみたいなもんなんですよ。

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May_Roma

海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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ken50106 お上の制度が根付き過ぎている。 約5年前 replyretweetfavorite