この連載では、寛容なマレーシアの良い面をたくさん紹介しています。最近はテレビなどでも、マレーシアの広い家や生活コスト、過ごしやすい気候などが紹介されることが多いようで、希望を持ってここに来る日本人っていっぱいいます。
しかし、面白いもので、しばらく経つとマレーシアの不満が爆発する人も少なくないのです。
日本では不満じゃなかったことが、いろいろ見えてくるんですよね。
東南アジアに向かないタイプ
移住前に相談に乗っていると、「この人はもしかしたら、東南アジアは向かないかもなー」という人がいます。
いい悪いではなく、向き・不向きがある気がします。
どんな人が向かないか、というと、「キチンとした人」「ちゃんとしてる人」なんです。
キチンとした人って定義が難しいですが、「すごく先までキッチリした予定を立てて、その通りに行動したい人」です。
もっというと、全部のことにその人なりの正解があって、その通りに物事を慎重に進めていくタイプの人です。
「子供が生まれたら、小学校入学までに英語を学ばせて、エスカレーター式の私立小学校に入れて、国立大学に入れて、会社員にしたい」「子どもには小学校で綺麗な発音の英語を話せるようになってもらいたい」みたいな、先々の予定までキッチリ決めてるような方は、大体、途中で「こんなはずじゃなかった」ってなります。
何しろ、海外移住すると、ストレスの量が半端ありません。
海外移住で起きるいろんなコトとは
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