心を揺さぶる! 社内&社外プレゼンの極意

【シリーズ25万部突破の著者に学ぶ】

赤いアンダーライン =「構造」のポイント
青いアンダーライン =「相手」のポイント
緑のアンダーライン =「語感」のポイント

 社内での企画会議に営業、説明会、講演会……。ビジネスパーソンにとって避けて通れないプレゼンの数々だが、決裁が下りないなど成果に悩む人も多いだろう。

 成功するプレゼンには、図や写真をふんだんに盛り込んだ、華やかなスライドを作るセンスが必要だと思っているかもしれない。だが、それは大きな間違いだ。

 実は、プレゼンも「相手に伝え、動かす」ことがゴールという点では、文章やメールと全く同じ。すなわち、文章作りと同様、構成と相手、語感の三つのつぼをうまく制することが、相手を揺さぶるプレゼン作りの要となるのだ。

 その極意を、シリーズ発行部数25万部を超える『社内プレゼンの資料作成術』『社外プレゼンの資料作成術』などの著者である前田鎌利氏に学んでいこう。前田氏は、ソフトバンクモバイルに在籍時代、孫正義社長(当時)から社内会議で「一発OK」を連発され、孫社長のプレゼン資料も作ったことのある、資料作りの達人だ。

社内と社外では
プレゼンを見る動機が異なる

 初めに、前田氏が最も強調するのが、相手を意識すること、すなわち「ターゲットを明確にする」ということだ。そのターゲットは大きく分けて、「社内」と「社外」の二つある

 まず、相手が社内なら、プレゼンに求められるのはひたすらにロジカルさとシンプルさだ。

 そもそも、社内プレゼンの目的は「決裁を取ること」だ。つまり、決裁者が納得し決断できるための最低限の情報さえあればよく、それ以外はかえってノイズになってしまう。もうかるのかといった財務的な視点や実現性などを、コンパクトに伝えることが求められる。

 一方、これが社外でのプレゼンならどうだろう。聞く態勢のできている社内会議とは違い、社外プレゼンはアウェーの環境。相手の注意を引くためのハードルは高い。

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週刊ダイヤモンド 2019年12/21号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-12-16

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伝える! 震わす! 書く力。

週刊ダイヤモンド

現代は、メール一本、プレゼン一発で、仕事の受注や重要事項が決まる。文章の書きかた一つで、会社員としての運命が変わってしまうのだ。もはや、すべてのビジネスパーソンにとって、文章で「分かりやすく正確に伝える力」「相手を動かす力」、すなわち...もっと読む

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