赤いアンダーライン =「構造」のポイント
青いアンダーライン =「相手」のポイント
緑のアンダーライン =「語感」のポイント
前回の『イラッとされないビジネスメールの最新マナー』ではメールの効果的な書きかたを紹介したが、メールに代わっていま浸透しつつあるのが、ビジネスチャットだ。
その筆頭が、ビジネスコラボレーションハブの「Slack(スラック)」。1日の利用者は全世界で1200万人を超え、前年比では37%増と急成長。日系企業でも続々と導入が進み、ソフトバンクグループが運営企業に出資していることでも注目を集めている。
スラック最大の特徴は、テーマごとに会話の場を仕分ける「チャンネル」という仕組みにある。
チャンネルでは、参加するメンバーが個人同士ではなくオープンに会話をする。ほかのメンバーもやりとりをウオッチできるので、メンバー全体に情報共有が進み、活発なコミュニケーションが生まれるのだ。
Slack Japanのカントリーマネジャーである佐々木聖治氏は、この仕組みを「さながら、ガラス張りの会議室で会話をしているイメージだ」と説明する。ティール組織という言葉が流行しているように、フラットな組織体制を目指す企業は多い。スラックは、それをコミュニケーションの面で実現しているのだ。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。