スゴ伸び

なぜ「スゴ伸び」が効くのか(2)

体を伸ばすことが大事とはいえ、いわゆる「伸び」と何が違うのでしょうか。自律神経の第一人者である医師が開発した「スゴ伸び」ならではの特長を紹介します。いま話題の書籍『スゴ伸び』から、スゴ伸びが効く理由4つについて、前回に続き詳しく解説します。

「スゴ伸び」が効く理由3

肩甲骨が正しい位置に戻って姿勢がよくなる

一般的な伸びは、大きく両手を広げてバンザイのような形をとります。それに対して「スゴ伸び」は、手首をクロスし、両腕を内側にひねって腕を上げます。なぜ、それが効くのでしょうか。

ポイントは、肩甲骨がダイナミックに動くことにあります。

肩甲骨は、肩を下げる・上げる、胸を開く、背中を開く、腕を下げる・上げるなど、さまざまな動きに貢献しています。ところが、現代人は体の使い方がアンバランスになっているため、肩甲骨の動きも悪くなっていることがあります。

だから「スゴ伸び」は、自然と「肩甲骨がダイナミックに動く」仕組みを用意しました。それが、このポーズです。これにより、肩甲骨が内側にぐっと寄り、さらにそこから体をさまざまな方向へ伸ばすことで、肩甲骨がダイナミックに動きます。その結果、肩回りの筋肉がほぐれ、肩甲骨が本来の位置に戻り、姿勢が改善。気道と血管がストレートになることで血流も促され、体の不調が消えていくのです。



「スゴ伸び」が効く理由4

腸内環境が整う

腸は、食べたものを消化吸収し、血液に取り込むとともに、残りかすから便を作って排出しています。つまり、栄養たっぷりで、なおかつ余分なものが含まれていない「質の高い血液」を作り出すのは、腸の役目だということです。

したがって、腸の調子がよければ質の高い血液が全身をめぐり、37兆個の細胞にエネルギーを供給することができます

また、「腸は人体最大の免疫器官」と言われており、免疫細胞の約7割が集中しています。

さらに、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の約9割を産生しているのも腸です。したがって、腸の調子を整えることは、元気な体を手に入れる「攻めの健康」と、病気を寄せ付けない「守りの健康」、その両方を叶えることになるのです。そして、実はそんな腸を支配下に置いている器官が、自律神経です。

腸と自律神経はリンクしているので、自律神経が整っていれば腸の調子もよくなり、腸内環境がよければ自律神経も整います。そこで私がおすすめするのが360度回旋する「全方位へスゴ伸び」です。腸をダイナミックに刺激することで腸の働きが活性化し、自律神経のバランスも整う一石二鳥の動きです。

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スゴ伸び

小林 弘幸
小学館集英社プロダクション
2020-04-23

この連載について

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スゴ伸び

小林弘幸

自律神経の名医が開発した究極の健康法、「スゴ伸び」。名前のとおり、ふつうの「伸び」ではありません。 健康に欠かせない自律神経に着目して医師が考案したもので、「血流がよくなる」などの効果が実証されています。 体に負担をかけることなく、1...もっと読む

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