接続詞を工夫すると、文章が論理的になる

【インタビュー】
石黒 圭(国立国語研究所教授)

いしぐろ・けい/文化庁文化審議会国語分科会委員のほか、複数の国語教科書の編集委員を務める。著書に『日本語教師のための 実践・読解指導』(くろしお出版)、『語彙力を鍛える』(光文社新書)、『「接続詞」の技術』(実務教育出版)など多数。

──接続詞に関する本を数多く出版していらっしゃいます。接続詞はなぜ文章において重要なのでしょうか。

 接続詞は、「つなぎ言葉」ともいわれるように、前後の文の関係を論理的に示します。
 通常、書く過程で「どの接続詞を使うか」を決めますが、選んだ接続詞によってその後の文章の流れが決定します。「だから」や「しかし」など、接続詞を見れば次に続く話の流れを予測できるため、読み手にとっては文章が読みやすくなります。

 前後の文の関係を的確に見抜き、それにふさわしい接続詞を選択できると、論理的な文章を書けるようになります。

──接続詞は幾つくらい知っておけばよいのでしょうか。

 接続詞は多様です。その人の職種にもよりますが、だいたい20~30の接続詞を知っておけば、基本的な文章を書くときに困りません。

 接続詞のグループを知っておくと便利です。私は、接続詞をその働きによって大きく四つに分けています(『ことばの知識大全【4】使いこなせ! 接続詞のバリエーションリスト』参照)。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

週刊ダイヤモンド 2019年12/21号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-12-16

この連載について

初回を読む
伝える! 震わす! 書く力。

週刊ダイヤモンド

現代は、メール一本、プレゼン一発で、仕事の受注や重要事項が決まる。文章の書きかた一つで、会社員としての運命が変わってしまうのだ。もはや、すべてのビジネスパーソンにとって、文章で「分かりやすく正確に伝える力」「相手を動かす力」、すなわち...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません