スゴ伸び

なぜ「スゴ伸び」が効くのか

体を伸ばすことが大事とはいえ、いわゆる「伸び」と何が違うのでしょうか。自律神経の第一人者である医師が開発した「スゴ伸び」ならではの特長を紹介します。いま話題の書籍『スゴ伸び』から、スゴ伸びが効く理由1と2について詳しく解説します。

「スゴ伸び」が効く理由1
全身がよく伸びて気持ちがいい

「スゴ伸び」を実践された方々は、口をそろえて「気持ちがいい」と言います。その理由は、日常の動きでは使えていない筋肉も動員し、グ~ッと伸ばすことができるからです。

まるで、自分の体が1本のゴムになったような感覚。これが、いいんです。

長らく使われることもなく、縮こまっていたゴムが、グ~ッと伸ばされて縮む。上に伸ばされ、横に伸ばされ、前に伸ばされ、後ろに伸ばされ、ついには360度ぐるりと伸ばされる。体がほぐれて、とても気持ちがいいんです。

気持ちがいいということは、すなわち副交感神経が優位になるということ。つまり、自律神経のバランスが整うということです。自律神経は、心の状態によっても大きくバランスが変わります。

「つらい」「きつい」「いやだ」など、ネガティブな感情を抱くと自律神経のバランスは乱れ、反対に、ポジティブな感情を抱いたり、笑顔を浮かべたりすると自律神経のバランスが整うことは、実験でも証明されています。ですから、どうぞ「気持ちがいい!」と、心地よさを存分に感じながら実践してください。


「スゴ伸び」が効く理由2
呼吸筋が鍛えられる

「スゴ伸び」は、衰えがちな「呼吸筋」を鍛えることもできます。以前にもお話しましたが、呼吸筋が衰えてしまう主な理由は、伸縮させていないことにあります。

たとえば、呼吸筋の一種である肋間筋(肋骨と肋骨の隙間を埋めている筋肉)は、大きく息を吸うと、胸郭がふくらむことに伴って、まるでアコーディオインのようによく伸びます。そして、深く息を吐けば、肺がしぼみ、肋間筋もギュ~ッと縮みます。

特に、呼吸筋を縮ませる動きは、日常生活においてほとんどできていないと言えるでしょう。試しに今、いつも通り呼吸をしてみてください。息を吸うときには多少、胸に圧迫感があると思いますが、吐くときは何も感じないのではないでしょうか。それは、呼吸筋をほとんど使えていない証です。

その点、「スゴ伸び」は、大きな呼吸を意識すると同時に、肋間筋がよく伸びる「横」への動きをはじめ、「上」「前後」「360度」など、あらゆる方向へ伸ばし、そして縮めます。だから、効率よく呼吸筋を鍛えることができるのです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

全国書店にて好評発売中! withコロナの処方本。負けない心と体をつくる、究極の健康法を緊急提案!

スゴ伸び

小林 弘幸
小学館集英社プロダクション
2020-04-23

この連載について

初回を読む
スゴ伸び

小林弘幸

自律神経の名医が開発した究極の健康法、「スゴ伸び」。名前のとおり、ふつうの「伸び」ではありません。 健康に欠かせない自律神経に着目して医師が考案したもので、「血流がよくなる」などの効果が実証されています。 体に負担をかけることなく、1...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません