スゴ伸び

自律神経のバランスを整える3つの具体策

体を伸ばさないことは、「疲れやすい」「ぐっすり眠れない」などさまざまな不調の引き金に。前回は、自律神経のバランスが乱れると心身にどのような不調を引き起こすのか、具体的なリスクについて解説しました。いま話題の書籍『スゴ伸び』から、自律神経の整え方について、日常生活での具体的な方法3つを詳しく紹介します。

自律神経のバランスを整える3つの具体策

そこで大切なのが、いかに高いレベルで両者のバランスをとるか、ということです。

自律神経は、意思と関係なく働いているので直接コントロールすることはできません。しかし、実は間接的に整えることが可能です。

整え方のポイントは、ずばり「副交感神経を上げる」こと

多忙でストレスに満ちた生活を送っている現代人は、「交感神経が高く、副交感神経が低い」ケースが大多数を占めます。さらに、加齢によって、副交感神経が低下しやすくなることもわかっています。具体的には、男性は30歳を境に、女性は40歳を境に副交感神経のレベルが大きく下がり、以後10年ごとに15%ずつ低下していくことが明らかになっています。

したがって、自律神経のバランスを整えるためには、下がってしまった副交感神経をいかにして上げるかということがカギになってきます。

その方法は、意外なほどシンプルです。


(1) 血流をよくする

(2) 深い呼吸をする

(3) 心地よさを感じる


血流・呼吸・心地よさは、実は自律神経とリンクしており、互いに影響を与え合っています。そのため、次のような関係が成り立ちます。

「血流が悪くて呼吸が浅く、心地よさを感じていない→自律神経のバランスが乱れる」

「自律神経のバランスが整う→血流が促され、呼吸が深くなり、心地よい状態」


お気付きでしょうか。

(1)血流をよくする(2)深い呼吸をする。この2つはどちらも「体を伸ばさないこ

とによる弊害」と関係しています。体を伸ばさずにいると、血流が悪くなり、呼吸も浅くなりますよね。

さらに、実は首と背中には、自律神経のなかでも特に重要な神経が走っているため、姿勢の悪い状態が長く続くと、自律神経の働きそのものも阻害されてしまいます

つまり、体を伸ばさないことによって、さまざまな要素が自律神経の働きを邪魔し、体や脳、心の健やかさを奪ってしまうのです。

そして、自律神経のバランスを整えるポイント(3)心地よさを感じる。これも非常に大切です。

いくら体を伸ばしても、それが苦痛を伴うものだとしたら自律神経のバランスは乱れます。したがって、体の硬い方が無理やりストレッチをすることは、「体を大切にする」という観点からすると望ましくありません。

大切なのは、体をしっかり伸ばしつつ、心地よさを感じること。それによって副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整います。

だから、「スゴ伸び」が効くのです。

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スゴ伸び

小林弘幸

自律神経の名医が開発した究極の健康法、「スゴ伸び」。名前のとおり、ふつうの「伸び」ではありません。 健康に欠かせない自律神経に着目して医師が考案したもので、「血流がよくなる」などの効果が実証されています。 体に負担をかけることなく、1...もっと読む

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