週刊ダイヤモンド
#35 「センス」は訓練が可能でビジネスにも生かせる
【インタビュー】
佐宗邦威(BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー)
東京大学法学部卒業、イリノイ工科大学デザイン研究科修了。P&Gを経て、ソニーで全社の新規事業創出プログラムの立ち上げなどに携わる。退社後、戦略デザインファーム「BIOTOPE」設立。
「創造の本質」とは何か。それは、「自分がやりたいと思ったことを必死に形にする行為」と考えています。僕は(新規事業創出プログラムの立ち上げなどに携わった)前職のソニーでの経験からも、内面から湧き出るような圧倒的な熱意の有無が実際問題、ビジネスの結果をも大きく左右すると感じていました。デザイン思考はその際の手段となるものです。
ビジネスパーソンは他人の課題を解決して価値を生むのに慣れているが故、何かを創造する際も他人のためにやりがちで“自分ごと”になりづらい場合が多い。「内面から湧き出る創造性」の大事さを伝えたいとの思いが、新著(『直感と論理をつなぐ思考法』、2019年)でのメッセージにもつながっています。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
「論理的思考(ロジカルシンキング)」と「創造的思考(クリエイティブシンキング)」の組み合わせが求められる現代社会。本連載では、論理と創造をつなげるためのフレームワークやキーワードを数多く紹介する。実は美的センスは鍛えることができる。あ...もっと読む
著者プロフィール
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