世帯類型・収入・年齢別に独自試算 これが“本当にもらえる年金額”

物価や賃金の動向で年金の受取額は変わる。だから、ねんきん定期便記載の受取額をうのみにはできない。経済前提が最も妥当な財政検証のケースⅤに基づいて、真の受取額を試算した。

 ねんきん定期便に記載されている年金額は実際の受取額ではない。

 50歳以上の方なら、今のまま60歳まで払い続けた場合に受け取ることができる年金額が記載されているが、それは現時点での算出基準によるもの。

 受給開始までの名目賃金上昇率や物価上昇率の変動、マクロ経済スライドによる給付抑制が反映されているわけではない。

 そこで、最も妥当なケースである財政検証のケースⅤを基に、“本当にもらえる年金額”を試算した。定額の保険料を納めて国民年金を受け取る自営業世帯を除いて、平均月収別に示した。平均月収額は、ボーナスを含めた平均年収を12で割ったもの。その水準に応じた保険料を支払うことが前提だ。そして、現在の年齢別、共働き、専業主婦(夫)、単身など世帯類型別に試算した。

 試算結果は、将来の受取額を名目賃金上昇率で割り引いて、2019年の価格水準で示している。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

週刊ダイヤモンド 2019年10/12号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-10-07

この連載について

初回を読む
年金の真実 あなたが本当にもらえる金額

週刊ダイヤモンド

厚生年金、国民年金の財政は持続可能なのか。結局、いくら受け取ることができるのか。まず、2019年8月末に発表された年金の財政検証で示された経済前提の六つのケースを分析し、現実的なケースを選び出した。そして今後、講ずるべき改革案を検証す...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード