週刊東洋経済
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子育て世代の大問題#6】「共働き」を脅かす介護のリスク
急速に高齢化が進む中、介護や手助けが必要な高齢者も増加している。2018年2月末現在の要介護(要支援)認定者数は約640万人(厚生労働省)に上っている。それに伴い、働きながら介護をする人も増えており、12年就業構造基本調査によると、その数は290万人を超える。
急速に高齢化が進む中、介護や手助けが必要な高齢者も増加している。2018年2月末現在の要介護(要支援)認定者数は約640万人(厚生労働省)に上っている。それに伴い、働きながら介護をする人も増えており、12年就業構造基本調査によると、その数は290万人を超える。
こうした中、毎年10万人もの人が介護・看護を理由に離職している。共働き夫婦にも、いずれかもしくは両人が離職しなければならないなど、介護と仕事の両立につまずくリスクは高まっている。
なぜ介護のために離職に至ってしまうのだろうか。
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この連載について
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「経済はドラマチックだ。」 日々、あふれる経済ニュース。じっと眼をこらすと、そこには挑戦や成功、葛藤や挫折があります。私たちは人々が放つ熱を記事にし、お伝えしています。週刊東洋経済でしか読めないストーリーがあります。 この連載では、週...もっと読む
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