夫に頼れない「ワンオペ育児」と仕事の両方を無理に回そうとすると、知らぬ間に女性の体が悲鳴を上げるケースは多い。
メーカー勤務の大島幸さん(仮名・20代)は1歳と3歳の2人の男の子を育てる。第2子は妊娠時、早産一歩手前の切迫早産と診断され、幸さんは医師に1週間の自宅安静を言い渡された。原因は子の送迎と電車通勤の負担だった。
早朝に出掛ける夫には頼れず、妊娠中も長男の保育園送迎は自分の役目。最寄りの園に入園できず、片道20分かけて送迎。妊娠中は時短勤務にしたが、限られた時間で業務を終わらせるプレッシャーもきつく、体が悲鳴を上げたのだ。
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