週刊ダイヤモンド
150万ダウンロード、怒濤の普及率 山アプリ「ヤマップ」の凄み
【山の新勢力②】
かつて、登山者の必需品だった紙の地図。今、それがスマートフォンの登山アプリに置き換わりつつある。
登山アプリとは、携帯電話の電波が圏外の山中でも、あらかじめダウンロードした地図とGPS(衛星利用測位システム)情報を連動させ、自分の山中での位置を正確に把握できるというもの。そのトップシェアを占めるのが、150万ダウンロードの記録を持つ「ヤマップ」だ。
ヤマップの特徴はGPSナビゲーションだけではない。同じルートを歩いた人の山行記録が閲覧できるコミュニティー機能が付いており、技量と経験が自分と同じくらいの人をアプリ上で探して、一緒に山に行くこともできる。いわばデジタル山岳会としても使えるのだ。

山中でも自分の位置が分かるヤマップ。3000の山に対応
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この連載について
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山地が国土面積の6割以上を占める日本で、日本人は古くから山に親しんできた。近年のブームもあり登山というレジャーは国民に広まり、シーズンには有名山岳は老若男女の登山愛好家でごった返す。ところが、その登山を支える構造に今、異変が起きている...もっと読む
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