最近よく、「リモート飲みの誘いをどう断ればいいですか」という質問や相談を受ける。
訊かれる度に「うわぁ、時代!」と感じていて、とても旬だと思うので、今日はこの問題について語ってみる。
角を立てない上手な断り方
まず、どう断ればいいのかを悩むということは「角を立てたくない」「『面倒くさいから無理』『ダルい』『そんなことに時間を使いたくない』などの本音をぶちかます感じではなく、あくまで何か絶妙な建前がほしい」ということが大前提にあるのだろうから、それについての回答を述べてみる。
一番よいのは「今、スマホのギガが死んでるんだよね!」という通信制限を言い訳にするパターンだと思う。
「Wi-Fiは?」ということについてもフォローを入れたければ「持っていない(契約していない)んだよね」または「最近すごく調子が悪くて全然繋がらなんだよね」または「使い放題にしてなくて、仕事で使いまくってるからギガが死んでる」など、何とでも言えるし、何を言ってもわりと大丈夫だと思う。
他人のWi-Fi事情なんて誰もよく分からないだろうから、本人がそう言えば「あ、そうなんだ!大変だね!」で終わるだろうし、「そんなわけないでしょ」などと疑ってくる人は基本的にいないと思う。
ということで基本的には「ギガに余裕が無い」「ネット環境が整ってない」という言い訳が万能だと思うのだけど、同棲をしていたり、結婚をしていたり、一人暮らしではない人の場合にはさらに断り方のバリエーションが広がるので、それも紹介してみる。
結論から言うと「旦那(同居してるパートナー)の前だと、気兼ねなく本音トークができないから厳しい」という方向性の断り方は、万能だし、角が立たないと思う。
というか、これについては建前とかじゃなく、私としてはただの本当のことで、実は、つい最近にリモート飲みのお誘いがあった際に、実際にそう断った。
そもそも既婚者のリモート飲みは相当厳しい
そもそも論として、子持ちの人妻という身分でリモート飲みに参加するのって相当厳しくないか?と思っている。妻子持ちの男性も同じく。
なぜかと言えば、飲み会で盛り上がるような話題って、妻や夫の前では話せないような話がメインだよね?っていう。妻や夫に聞かれても絶対に大丈夫という範囲内のトークって、お酒のつまみになるの? その飲み会って楽しいの?という疑問。
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