- [POINT 1]パソコン信仰を捨てよう
- [POINT 2]「お金を支払うツール」ではない
- [POINT 3]パソコンを使わずに、スマホだけで億万長者になれる
iPhone成功の要因は優れた操作性やデザインではない
スマホというツールが世間で認知されて、かれこれ10年余りになる。
たったの10年で、ここまで世界に広まったのか―。
一般的な人々の印象は、こんな感じの“驚き”だったかもしれない。
しかし、ITビジネスに従事している人間のスピード感としては、「まあこんなものだろう」という感覚だ。
いや、遅すぎるのかもしれない。スマホの進化と浸透は、ここからさらに急加速していくだろう。
その中心となるのは、やはりiPhoneの存在だ。
iPhoneの進化とともにスマホの影響力は急速に拡大し、結果としてスマホを人類の新たな文明の利器にまで押し上げたと僕は思っている。
どんな優れた商品でもサービスでも、アーリー・アダプター、つまりその商品の本当の価値を知っていて、商品がリリースされた直後に飛びつく“わずかな購買者たち”によって、その商品の価値が社会に提示される。
そしてその後、その商品はアーリー・マジョリティ、つまり情報感度のいい購買者によって、「知る人ぞ知る商品」から「注目の人気商品」へと変身する。
新たな価値を持った商品は、こんなプロセスを経て社会に普及していくのだ。
これがいわゆる“キャズムを超える”という現象で、簡単にできることではない。だが、この現象によって、その商品は初めて、社会を支えるツールとなりえるのである。
キャズムとは何か、あなたは知っているだろうか。
端的に言えば「溝・隔絶」を意味する英語で、“キャズムを超える”とは、エネルギーが一定の域に達したとき、一気に臨界点を超えてブレイクすることである。
これはテクノロジーに限らず、起業などのビジネス、さらには僕たちの人生で費やされる「努力」の量にも当てはまるだろう。
iPhoneの場合、“キャズム超え”を果たした要因は、抜群の操作性とかスタイリッシュなデザインではない。
では、その成功の要因とは何か。
「Phone(電話)」というネーミングで、これまで押し通してきたことだ。
基本OSや構造を調べるまでもなく、iPhoneは小型のパソコンである。
しかし、「電話」の呼称を頑固に守り通して、「パソコン=扱いにくい」というイメージを見事に払拭した。
その結果キャズムを大きく超え、世界中のユーザーに受け入れられたのだ。
iPhoneという複雑な構造体の一アプリにすぎない電話を、プロダクトの「主役」に押し出すという決断が、iPhone、ひいてはスティーブ・ジョブズの最大の発明であり、革命だったのである。
あなたはスマホで、稼ぎまくれる
iPhoneの出現により、パソコンの存在意義は、急速にしぼんでいった。
デスクトップやノートタイプだったパソコンが、ポケットに入るサイズに変化したことにより、まず行動の範囲が広がった。
デジタル環境での仕事や、インターネットへの高度なアクセスが、どこにいようと「スマホひとつで OK」になってきたのである。
この変化は、とてつもなく大きい。
IT革命の初期、僕は文字通りパソコンに1日中かじりついていた。サーバー間通信やプログラムの実装も自分ひとりでやるしかなかった。
起業家の駆け出し時代を、そんなふうに過ごした身として、どこにいようと小さなデバイスひとつで世界中とつながれる現在のネットワーク環境は、隔世の感がある。だがこれも、テクノロジーの進化を考えれば必然的な現象だ。
かつてスマホは「搾取される側の端末」と呼ばれていた。パソコンで儲けるための仕組みをつくり、その仕組みをつくった人間に、お金を振り込むためのツールとしての役割があったことは事実だ。
しかし時代は進化している。時代の流れとインターネットの仕組みさえつかんでいれば、スマホ1台で稼ぎまくって、億万長者にだってなれる時代なのだ。
もう、パソコンは、なくても問題ない。
同じクオリティの仕事を、同じ趣味の楽しみを、同じエンターテインメントを、作業スペースと電源と接続環境を要することなく手のひらの上で処理できる。だったら、そちらを選ぶほうが正しいに決まっている。
スマホは「行動する人間」に与えられた武器なのである。
スマホで大切なのは、「見る」「楽しむ」だけでなく、「使う」ことだ。
あなたのスマホを、単なる消費端末として終わらせてはいけない。
お金を稼ぐために必要な「能力」「教養」をスマホで得よう。
あなたはスマホで、稼ぎまくれる。
あなたはスマホで、未来をつくれるのだ。
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