「あ行」たくさんの方から共感の声をいただきました。ありがとうございます。
今週はこのまま何となくGWに突入していきそうですね。
「テレワーク」のみなさんのなかには「どうせ家にいるから、GWにこの仕事やればいいや」と先延ばししている方もいると思います。仕事熱心で結構なことですが、おすすめは「仕事する日」を決めることです。「しない日」はしたくてもしない。
「在宅ワーク」は休日との境目が曖昧になりがちで、ダラダラやってるうちに休みが明けてしまうことがよくあるからです。でも結局終わってないっていうね。
それでは「か行」いってみましょう。
「人と会う」予定がないと身なりに気を使わなくなってくるものです。
誰にも会わない在宅ワーク中、私は鏡を見ないで一日が終わることがあります。そりゃ洗顔のときに一瞥くらいはしますけど、「顔」という認識もないままにその場から離れてしまいます。
そんな日が続くと、ある日突然見知らぬ人が鏡に映るのです。ハッとして鏡に寄っていくと当たり前ですが自分です。私じゃなかったら問題物件です。近づいて更に目を疑います。私はいつ玉手箱を開けたのか? いや、竜宮城に行ったも記憶もないぞ。時間の概念も性別も怪しくなる瞬間です。
この外出自粛要請で一気にメジャーになった「オンライン会議」や「リモート飲み」。私も今回初導入しました。
やってみて気づいたんですが、自然と繋げる前に身支度をするもんなんですね。3軍の家着から1軍の家着に着替えて、いちおう鏡を見て、さっきまでを取り繕うとする。そして意外と普通に人に会った気になるのは、アフターコロナの在宅ワークにも潤いになる発見でした。
いつか来る「フィルターを介せず人に会う日」のために、お互い最低限一日一回は鏡をのぞき込みましょう。突然その時がやって来ても恥ずかしくない程度にはしておきたいものです。
ムキムキになりたい訳ではないのですが、筋肉がほしい私。
なぜなら普段なにも意識せずに行っている生命活動に筋肉は不可欠だからです。たとえば臓器の活動を促したりですとか、歩くのだって座るのだって筋肉がなければ上手くいきません。
筋肉って使わないとすぐに衰えるんですよね。中年ですからそろそろ筋トレをしたほうがいいのでしょうけど、続かないんですよ。
イラストレーターなんてのは座っているのが仕事みたいなものですから、本当に運動量が少ない。だから「歩く」ことを課したりしているわけですが、そのほかに気をつけているのが「姿勢」です。仕事中の姿勢を良くしています。地味ですがこれが結構効くんです。
「テレワーク」に移行できたみなさんはPCに向き合うことが多い業種なのだとお察しします。会社でやっている仕事と変わらなくても、自宅ということと、周りに人の目がないということで姿勢がわるくなっていませんか?
それに慣れてしまうと、体をまっすぐ起こしていられる筋肉が弱くなって、普通に座るのが疲れたり、腰痛・肩こりを悪化させるので要注意です。もしかしたら椅子のせいもあるかもしれません。心当たりがある方は見直してみてはいかがでしょう。(初めてのまともなアドバイスだな)
登山を嗜む私は高い山に登って、主に酸欠が原因で「高山病(高度障害)」になることがあります。その症状のひとつに「頭が回らなくなる」というのがあるのですが、在宅ワーク中にも似たようなことが起こります。
座って静かに仕事をしていると、どうしても呼吸が浅くなります。ふと手も頭も止まって、背後から「息して、息」って幽体離脱した私の声がする。これはもう酸欠です。万が一そこで離脱した自分が見えたら酸素ボンベなしでエベレストを登ってるのと同じような状態ですね。
「高山病」は、ときに人間を死に至らしめる危険なものですが、解決方法はいたって簡単。酸素を吸えばいいのです。 よかったですね~、ここは日本です。一番高くても富士山頂ですから、吸えばたくさん酸素があります。ラッキー!
幽体離脱しかけたら息をしましょう。吸ったら吐く、吐いたら吸う。何度か繰り返すだけで血液中の酸素濃度がパパっと上がって生還できます。
いや~こんな危険を冒す在宅ワークは魔の山の登山のようですね。ヒッヒッフー、ヒッヒッフー。
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