「ママ知りませんからね」
イヤイヤ期なのはわかるけれど毎日「イヤ!」「チガウ!」ばかりでは、ガマンも限界。「もうママ知らない!」なんて叫んでしまって、自己嫌悪…。
☆イヤイヤは順調に発達している証拠。
魔の2歳児といわれるイヤイヤ期…「イヤ」「チガウ」「自分でやる!」と大人を振りまわしたあげく、うまくいかなくてギャン泣き。
私も「もう知らない!」とキレてしまったこと、実は、一度や二度ではありません。
子どもへのいら立ちだけではなく、優しくできないことへの自己嫌悪…子どもと一緒に泣いてしまうこともよくありました。
子どもはわざと親を困らせようとしているのではありません。
2歳のイヤイヤは子どもの正常な発達過程。「自分でしたい」という意欲が出てきた証拠です。でも当然まだうまくできないことだらけ。イメージと現実のギャップが「イヤイヤ」になって爆発してしまうのです。
この時期に子どもが「やりたい」と言い出したとき、時間はかかりますが、できるだけやらせてみるのがいいそうです。
手助けするときは、ある程度自分でやらせてから「手伝ってあげようか」ではなく「手伝わせてくれる?」とお伺いを立てる。
全部は無理なので最後の仕上げだけ本人にやらせて花を持たせたりもしました。
「どっちにする?」と選ばせて自分で決めた感を持たせる「二択式作戦」も有効でした。
「歯はみがいちゃだめよ」「絶対寝ないでね」と「イヤイヤ」を逆手に取って、思い通りの反応を引き出せたこともありました。
思いつく限りやってみましたが、「これだ!」という対策は見つかりませんでした。
正常な発達過程なのですから、つわりをやり過ごしたように、時期が過ぎるのを信じて待つしかないのかもしれません。
イヤイヤが激しい「手のかかる子」ほど、想像力や自立心が旺盛な「見どころのある子」なんだそうですよ。
「ママ知りませんからね」をこんな言葉にチェンジ!
「どっちにする?」
「自分でやってみて」
思い通りの反応を引き出せます
「あの先生はハズレね」
今年の担任は、新卒の若い女性。頼りない感じがして「あの先生はハズレだから、あなたがしっかりしなさい」と話してしまいました。
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