「何をやってもダメなんだから」
子どもが何かで失敗すると悔しくてたまりません。「何をやってもダメなんだから」と子どもを傷つけてしまいます。
☆いいところを見つけてあげよう!
子どもが失敗したとき、うまく励ます言葉をかけて、自信を育ててあげたいですよね。
でも、親だからこそ、それが難しい。
本当は子どものほうが落ち込んでいるとわかっていても、親ならがっかりします。
それは「成功してほしい」という親心の裏返し。さらに「成功させてあげたかったのに親として力になれなかったのが悔しい」となり、もっとこじれると「せっかく成功させてあげたいと願っていたのに、成功しないなんてひどい子どもだ」と、矛盾した逆恨みになってしまいます。
それで「何をやっても…」なんて子どもを傷つけてしまったりして。愛情と期待があるからこそ、こじれる言葉と気持ち。複雑です。
親から「何をやってもダメなんだから」と言われれば、子どもは自分の存在そのものを否定されたと感じて、自信を失ってしまいます。
失敗が重なったとき「何をやってもダメだ」とガックリ落ち込むことは、誰にでもあります。
そんな心の危機に直面したとき「そんなことない。大丈夫」と自分を信じて気持ちを立て直す原動力が「自信」や「自己肯定感」です。
どんな子でも「何をやってもダメ」ということはありません。
いいところは必ずあるはずです。そこを認めるだけでもいいと思うのです。
本人も、自分のいいところを伸ばそうと考えられますよね。
「何をやってもダメなんだから」をこんな言葉にチェンジ!
「次がんばろうね」
「できるよ。ゆっくりやってみよう」
子どもも自分のいいところを伸ばそうとします
「でも100点じゃないんでしょ?」
「ママ見て!」テストは90点。いい点数だけど、うちの子ならまだイケるはず。「でも100点じゃないでしょ」って言ったら、スネちゃった。
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