「グズグズしないでよ!」
うちの子は超スローペース。何をするのもゆっくりなので「グズグズしないでよ!」と強い口調で怒ってしまいます。毎日これでは、良くないですよね。
☆言葉を変えてスピードアップ
子どもが自分で身支度を整えようとして、もたもたしているとき、つい「グズグズしないで」「さっさとしなさい」と言ってしまいがちですね。
子どもがスピードアップしてくれないなら、方法を少し変えてみませんか?
幼児の頃、わが家で試して効果があったのは遊びにする方法でした。
たとえば「早く着替えなさい」を「じゃあママとお着替え競争ね」と言い換えて競争心をあおったり、「早く寝なさい」のかわりに「寝たふりをしてパパをビックリさせちゃおうか」といたずら心を刺激したり(「家まで競争!」とやったこともありましたが、道路や駐車場での競争ごっこは危ないので絶対やめましょう)。
時計が読めるようになったら、何時何分までに何をするか、本人に決めさせてみます。
スケジュールを表にして見やすいところに貼ってもいいですよね。
そしてもしスケジュールが守られなくても、行動を指示したり、責める言い方をしたりしないようにします。
たとえば「早く起きなさい」は「○時よ」。「ぐずぐずしていると遅刻するよ」は「今日は何時に家を出るの?」。子ども自身が判断して自分から行動を起こすほうが、経験値があがって自信が育ちやすくなります。
ところで、いつも時間に追い立てられている気がするのは、心に余裕がないせいかもしれません。
たとえば信号が変わりそうなときは、次の青信号まで待てばいいのです。でも気持ちに余裕がないと、急いでもいないのに駆け出してしまったりします。
たまには「急ぐ必要があるのかな?」と見直して「あわてない、あわてない」と自分に言い聞かせてみましょう。
「グズグズしないでよ!」をこんな言葉にチェンジ!
「お着替え競争しよう」
「何時に家を出るの?」
「あわてない、あわてない」
ママの心にも余裕が生まれます
「いい子にしなさい」
電車では騒いで歩きまわるくせに、知り合いには挨拶もできません。「いい子にしてなさい」と言っても、効果ナシ。どうしたらいいの?
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