ジャマ」「どいて」と言わずにどいてもらう方法

“理想の子育て”にしばられて、子どもにイライラ、ガミガミしていませんか? きつい言い方をしなくても、ずっと効果的な子育ての〈言葉〉があります。『決定版 ママ、言わないで!子どもが自信を失う言葉66』(5/21発売)から、つい言ってしまいがちな“あんな言葉”“こんな言葉”のフォローのしかたを解説します。

「ジャマ」「どいて」

「ジャマだからどいて」と言うと「その言い方は感じが悪い」と子どもから指摘されました。ジャマなものはジャマなのに…ほかにどんな言いようがあるの?

主語を「私」に変えて話してみよう。

あまり気にしない人もいると思いますが、私には気になる言葉です。

ふだんから「ジャマ」「どけ」と言われ続けた子どもは「自分は世の中にとってジャマな存在なのだ」と思い込まされてしまうかも…と考えてしまうのです。

でも、両手に洗濯物を抱えているときに、廊下を子どもが占拠していたら、移動してもらわないと困りますね。子どもは察してくれません。さてなんと言いましょうか?

コミュニケーションについて調べてみると、相手に何かを頼むときの言葉のコツは「相手がどうか」ではなく「自分がどうしたいか」とメッセージの主語を変えることだそうです。

「ジャマ、どいて」は「あなたは私のジャマをしているからどきなさい」ですよね。「あなた」が主語になっている命令です。

主語を「私」に変えると「通らせてください」「そこをあけてもらえると助かるなあ」という、依頼(お願い)の言い方になります。こちらのほうが感じがいいですよね。

自分を主語にして、感情を伝えて、協力をお願いするという言葉のテクニックは、子どもとの会話にけっこう使えます。

たとえば、具合が悪くて休んでいるとき、子どもがまとわりついてきたら「うるさい、騒がないで」では、子どもは自分が愛されていないと感じ、傷ついてしまいます。

それを「ママは頭が痛いから、今は静かにしてもらえるとうれしいな」と言葉を変えると「そうか…ママのために静かにしよう」となるはず。

大人同士の会話にも応用できます。残業続きのパパに「たまには早く帰ってきてよ!」よりも「あなたがいないと、寂しいのよ」のほうが効果がありそうな気がしませんか?

「ジャマ」「どいて」をこんな言葉にチェンジ!

「(ママを)通してもらえるとうれしいなあ」

感じよくお願いできます


「そういうものなの!」

子どもがしつこく「どうして?」「なぜ?」と聞いてきます。答えるのが面倒になって「そういうものなの!」と、切り捨ててしまいます。

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ママ言わないで! 子どもが自信を失う言葉

曽田照子

「あの人に叱られるよ」「普通にできないの」「だから言ったじゃない」。つい言ってしまった“あんな言葉”や“こんな言葉”。でも大丈夫です! ママのフォローで子どもの自信ややる気、強い心はぐんぐん育ちます。『決定版 ママ、言わないで!子ども...もっと読む

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_daisylily 『決定版 ママ、言わないで!子どもが自信を失う言葉66』 ママがよく言いがちなんでしょうね、いつも、多く、細かいところまでいるから。 5ヶ月前 replyretweetfavorite

MaxHeart24 →https://t.co/4D9KkjeJr6 5ヶ月前 replyretweetfavorite