「音楽がちょっと暗いと思う」
今月1日に放送された『志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう』(フジテレビ系)で、仲本工事がBGMに苦言を呈した様子がとっても印象に残っている。スタジオには、志村けんの大きな写真が何枚か貼り出され、スタジオセットはあたかも葬式場のような色合い。BGMも同様に、葬式場を思わせる厳かなものだった。
それまで積極的にしゃべっていたわけではなかった仲本工事が、突如、「音楽がちょっと暗いと思う。もっと明るくいってほしいな」と切り出すと、研ナオコが「ホントに、この音楽、嫌だな。(志村けんならば)これは選ばなかっただろうな。(スタッフの方を見て)しくじったね」と続けることでなんとか笑いにつなげたものの、仲本工事は不満そうな表情を崩さなかった。志村けんのことを考えたBGMではなく、追悼番組の通例に従ったBGMだった。とはいえ、「いや、この人だったら、〇〇じゃなく、〇〇をかけなきゃダメでしょ」と指定するのではなく、「このBGMではない」という否定に納得させられたのは珍しい光景だった。
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