5G大戦

韓国「5G+戦略」最前線 政府主導で世界一を目指す

韓国では5G(第5世代通信規格)の本格サービス開始とタイミングを合わせ、政府から「5G+戦略」が発表された。

 5Gの全国ネットワークは2022年までに完成する予定だ。5Gの活用促進を狙うこの戦略では、五つのサービスを指定して重点育成を図る。

 重点分野には財政面や実証事業などのさまざまな支援がなされ、年限と数値目標が細かく設定された(下表参照)。ネットワークの展開とサービスの進捗も政府が管理する。そのため、5Gの実装面では韓国の先行が予想される。


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 戦略のうち早期実装が見込まれるのが「スマート工場」だ。工場に5Gのソリューションを導入する中小企業は、助成金やコンサルティングなど、政府の各種支援が受けられる。まずはBtoBの分野から積極的に5Gを導入して、関連産業全体を活性化させる戦略だ。

 日本では、モバイルキャリア以外の事業者に5G免許を与える「ローカル5G」の制度を検討しているが、韓国にはない。

 一般加入者網とは別に専用の5Gネットワーク構築を希望する企業や自治体は、5G免許を持つキャリアと個別に提携する。そこで専用ネットワークとソリューションを導入するという方式だ。

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週刊ダイヤモンド 2019年11/9号 [雑誌]

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ダイヤモンド社; 週刊版
2019-11-05

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次世代の通信インフラの基盤となる、第5世代通信規格「5G」のサービスがついに日本で始まった。あらゆる産業を激変させる可能性を秘める5G。その主役の座を狙って企業は激しく火花を散らしている。5Gはビジネスをどう変えるのか。企業の取り組み...もっと読む

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