5G大戦

2022年に本格化、基地局整備を急ぐ通信キャリア

次世代の産業インフラの通信エリアを広げるため、通信キャリアは基地局整備を急ぐ。産業での活用が本格化するのは22年がめどになりそうだ。

※ 『週刊ダイヤモンド』2019年11月9日号より転載(肩書・数値などは掲載当時)


Photo by Reiji Murai

 「5Gの技術者は1万人超。ドコモグループの総力を結集して進めていく」。NTTドコモが9月18日に開いた5Gに関する説明会。吉澤和弘社長は、5G基地局の整備を前倒しで進めていく方針を表明した。

 総務省が2019年4月に認定した5Gの基地局開設計画によると、ドコモは20年春に商用サービスを始め、21年3月末までに全国47都道府県の全てに基地局を配置することになっていた。この計画を9カ月早め、20年6月末までに配置を完了させることにした。

 また、全国の基地局数が1万局に達するのは21年6月末として、当初の予定を1年9カ月早める。24年3月末までに2万6334局という計画を大幅に前倒しして、5Gの通信エリアの整備を急ぐ方針だ。

 KDDIは22年3月末までに約1万局、24年3月末までに5万3626局を整備する。メインの基地局ベンダーに韓国のサムスン電子を採用しており、サムスンが開発した1台当たりのコストが低い小型基地局を大量配置して、カバーエリアを広げていく計画だ。


KDDIは9月30日に5G基地局の第1号を設置

 ソフトバンクは、「24年3月末に1万1810局を設置」という計画を、23年3月末までへと1年前倒しした。早期に5G基地局を整備して産業での活用を促す。


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週刊ダイヤモンド 2019年11/9号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2019-11-05

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次世代の通信インフラの基盤となる、第5世代通信規格「5G」のサービスがついに日本で始まった。あらゆる産業を激変させる可能性を秘める5G。その主役の座を狙って企業は激しく火花を散らしている。5Gはビジネスをどう変えるのか。企業の取り組み...もっと読む

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