笑福亭鶴瓶が苦手な妻
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
益田ミリ『大阪人の胸のうち』という本の中で「東京にいる大阪人でこうゆう人います」とあり、「こうゆうとこで、つっこんでくれな~。せっかくボケたのに。ボケたらツッコミやで。大阪ではな、ノリが大事」と、大阪人が東京人に対して大阪のルールを得意げに話しているのを、横から益田ミリが見つめ、「アンタ、別に大阪にいたとき、面白いヤツとちゃうかったやろ~」と心の中で突っ込みます。
これ、どうですか? ほんと益田ミリって鋭いですよね。確かに東京で「ボケたのにつっこんでくれな~」って言ってる人、そんなに面白くないんです。たぶん益田ミリの言うように、元々面白くない人なんでしょう。
どうしてなんだろうってずっと考えていたら、わかってきました。要するに、その場の会話のルールや雰囲気を無視して、自分のやり方で押し進めようとする感じが、空気が読めていないというか、自分勝手な感じがするのでしょう。
ところで僕は四国の徳島県出身なのですが、テレビで吉本喜劇が放送しているいわゆる関西文化圏でして、初めて東京に来たとき、やっぱり「うわ、会話のノリが違う」と思いました。ごめんなさい、やっぱり「あ、会話にオチがない」って思いました。
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